2021年3月31日水曜日

(K1431)  超ラジオ体操と筋トレ <体の健康>

 ☆☆

【前後屈】前屈は体の上から順に首を下に向けて、背中を曲げるために両手をつなぎ肩甲骨を使います。この手を下にぐーっと引っ張ると、肩が出て背中がよく曲がります。そこから前に倒します。後ろも顔を上に向け、

☆☆

 

 「超丁寧に、超大きく、超気持ちよく体を動かす」のが、「“超”ラジオ体操」らしい。

 「理屈だけで体は変わりません。実践が必要です。実践編で体を動かして楽しく、うれしく、気持ちいい状態にしてください」。そう、「楽しく、うれしく、気持ちいい状態」を実感できると、実践できそうです。

 

  前後屈

  体を横に曲げる・回す

  腕立て伏せ

  スクワット

 

 誰もが知っている、誰もがやったことのある体操だが、正しくできている人は、少ないかもしれません。テレビ体操でも、解説を聞きながらやってみると、同じ体操のはずなのに、全然違って感じることがあります。

 

 詳しいやり方は、<出典>から見てください。

 ただし、ここに添付した写真は、新聞にしか掲載されていません。

 

 どうでもよいことだが、背広を着たりネクタイをしたりしているのが不思議です。

 

<出典>

コロナ禍 健康の守り方教えます

【100歳時代プロジェクト】 産経新聞(2021/03/25)

https://www.sankei.com/life/news/210326/lif2103260009-n2.html



2021年3月30日火曜日

(K1430)  認知症の人の世界を理解する「9大法則と1原則」(杉山孝博)(3) <介護>

 ☆☆

一見、わかりにくい認知症の人の行動も、本人の立場に立って考えれば、ほとんどすべてを理解できます。そのためには、認知症、本人の生活歴などを知ることが重要です。「本人の立場に立ち、その気持ちに寄り添う」

☆☆


===== 引用はじめ

【第7法則】 : 作用・反作用の法則

認知症の人に対して強く対応すると、強い反応が返ってきます。認知症の人と介護者の間に鏡を置いて、鏡に映った介護者の気持ちや状態が、認知症の人の状態です。

 

【第8法則】 :認知症症状の了解可能性に関する法則

老年期の知的機能低下の特性から全ての認知症の症状が理解・説明できる

 

【第9法則】 :衰弱の進行に関する法則

認知症の人の老化の速度は非常に速く、認知症になっていない人の約3倍のスピード。正常の高齢者の4年後の死亡率が28.4%であるのに、認知症高齢者の4年後の死亡率は83.2%(聖マリアンナ医大長谷川名誉教授の報告)。

===== 引用おわり

https://www.alzheimer.or.jp/?page_id=2228

 

<出典>

杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」



2021年3月29日月曜日

(K1429)  介護付き有料老人ホーム。高い理由と費用を抑える方法 <高齢期の住まい>

 ☆☆

24時間、緊急ボタンを押すと人が飛んで来る仕組みにはお金がかかるのです。かといって元気な間は、特別なサービスがあるわけでもありません。ただ本人や家族が望めば、最期の看取りまでしてもらえます

☆☆

 

1.   介護付き有料老人ホームとは

 「最期までみてもらいたい」というご要望。

 自立時に入居して介護が重くなったら介護居室へ移り、スタッフが看取りまでする仕組みを持つ介護付き有料老人ホームや同じ仕組みを持つ高齢者住宅は、安心ですが、押しなべて高額です。

 

2.   高い理由

(1)  入居時の費用は建物の立地や豪華さに加え、食堂や大浴室など共用スペースの広さ、住み替える介護居室の整備などが反映されます。

(2)  月々の費用は大勢の人件費や居室以外の共用部の維持費になります。

(3)  24時間、緊急ボタンを押すと人が飛んで来る仕組みにはお金がかかるのです。かといって元気な間は、特別なサービスがあるわけでもありません。ただ本人や家族が望めば、最期の看取りまでしてもらえます。

 

3.   費用を抑える方法

 自分の資産状態にあわせて、何かをあきらめる。

(1)  24時間スタッフ常駐でなく、夜間は警備会社が駆けつけるシステムもあります。

(2)  大浴場は維持費が高いので入浴は居室のみとしたり、

(3)  住み替えの介護居室はないけど、重介護になれば介護施設を紹介してもらえるホームにしたり。

(4)  また、地方に建てられたホームなら家賃も安くなります。

(5)  新築ではなくても、既存建物を改装したところを検討してみるのもありです。

 つまり、「これなら安心」を自分の資産状態に合わせて選択する、そういった方も最近は増えてきています。

 

<出典>

有料老人ホームはなぜ高い?

【終の棲家を探して】 産経新聞(2019/03/29)


添付図は、

https://www.roujin-homes.jp/guide/kaigo/servicenochigai/




(K1428)  認知症の人の世界を理解する「9大法則と1原則」(杉山孝博)(2) <介護>

 ☆☆

感情残存の法則: 体験したことをすぐに忘れてしまっても、感情の営みは健常な人と同じ。目に入った光景が残像として残るように、そのときに抱いた感情は相当時間続き、認知症の人の心理や行動に影響を与えます

☆☆

 

===== 引用はじめ

 【第4法則】 : まだら症状の法則

 正常な部分と認知症として理解すべき部分とが混在する。初期から末期まで通してみられる。常識的な人だったらしないような言動をお年寄りがしているため周囲が混乱しているときには「認知症問題」が発生しているのだから、その原因になった言動は「認知症の症状」であるととらえる。

 

【第5法則】 : 感情残像の法則

 言ったり、聞いたり、行ったことはすぐ忘れる(記銘力低下の特徴)が、感情は残像のように残る。理性の世界から感情の世界へ。

a. ほめる、感謝する

b. 同情(相づちをうつ)

c. 共感(「よかったね」を付け加える)

d. 謝る、事実でなくても認める、嘘をつく(悪役を演じる俳優の気持ちで)

 

【第6法則】 : こだわりの法則

 ひとつのことにいつまでもこだわり続ける。説得や否定はこだわりを強めるのみ。本人が安心できるようにもってゆくことが大切

a.そのままにしておく

b. 第三者に登場してもらう

c. 場面転換をする

d. 地域の協力理解を得る

e. 一手だけ先手を打つ

f. お年寄りの過去を知る

g. 長期間は続かないと割り切る

===== 引用おわり

https://www.alzheimer.or.jp/?page_id=2228

 

<出典>

杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」



2021年3月28日日曜日

(K1427)  神戸・銭湯フォーカスプロジェクト <見守り>

 ☆☆

「銭湯フォーカスプロジェクト」。狙いは、銭湯の活性化と高齢常連客らへの見守り強化。神戸市浴場組合連合会の丸岡伸年会長(65)は「銭湯独特のつながりや温かさを多くの人に感じてもらいたい」と期待している

☆☆

 

 年々減少している銭湯の現状を危惧し、神戸市内の銭湯経営者でつくる市浴場組合連合会などは、銭湯の活性化を目指す「神戸・銭湯フォーカスプロジェクト」を始めた。(1)風呂グッズを詰めた特製ガチャを設置するほか、(2)銭湯を訪れる高齢常連客らへの見守りを強化する。

 

(1)  風呂グッズを詰めた特製ガチャを設置する

 今回のプロジェクトでは、神戸市兵庫区の「たちばな湯」の店前に28日まで試験的にガチャガチャ(1300)を設置。カプセルにはシャンプーなどの風呂グッズと近隣の和菓子屋やカレー屋、他の銭湯の割引券が入っており、周辺一帯の活性化につなげる狙い。銭湯アンバサダーとして神戸拠点の男性音楽ユニット「サーカスフォーカス」も就任し、今後銭湯でのライブを開催したいとしている。

 

(2)  銭湯を訪れる高齢常連客らへの見守りを強化する

 また、銭湯を通じた地域コミュニティーのつながりを生かし、高齢の常連客への見守りを強化する。会話がかみ合わなかったり、様子がおぼつかなかったりと、普段と様子が違う高齢者がいれば、常連客仲間や店側が「市あんしんすこやかセンター」に連絡、社会福祉士や保健師などが駆けつけるもの。積極的に通報を促すことで、重症化や孤独死などの防止につながるという。

 

<出典>

衰退する銭湯 盛り上げ

産経新聞(2021/03/12)


(K1426)  認知症の人の世界を理解する「9大法則と1原則」(杉山孝博)(1) <介護>

 ☆☆

知症の介護において最大の問題は、症状の理解の難しさにある。振り回されてしまう。認知症の症状を理解し上手な対応が可能になるように工夫したのが、「認知症をよく理解するための9大法則・1原則」である

☆☆

 

===== 引用はじめ

 知症の介護において最大の問題は、症状の理解の難しさにある。今言ったことも忘れてしまうひどいもの忘れ、家族の顔すら忘れてしまう失認、金 銭・物に対するひどい執着、徘徊、失禁など多彩な症状を、介護者は理解できす、振り回されてしまう。認知症の症状を理解し上手な対応が可能になるように工夫したのが、「認知症をよく理解するための9大法則・1原則」である。

 

【第1法則】 : 記憶障害に関する法則

 記銘力低下:話したことも見たことも行ったことも直後には忘れてしまうほどのひどい物忘れ。同じことを繰り返すのは毎回忘れてしまうため。

 全体記憶の障害:食べたことなど体験したこと全体を忘れてしまう。

記憶の逆行性喪失:現在から過去にさかのぼって忘れていくのが特徴。昔の世界の戻っている。

 

【第2法則】 : 症状の出現強度に関する法則

 より身近な者に対して認知症の症状がより強く出る

 

【第3法則】 : 自己有利の法則

 自分にとって不利なことは認めない

===== 引用おわり

https://www.alzheimer.or.jp/?page_id=2228



 

<出典>

杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」

2021年3月27日土曜日

(K1425)  セーフプレースメント・トータルサービス / 70歳就業は努力義務(3) <高齢期の仕事>

 ☆☆

個別キャリアカウンセリングはもとより、起業家との交流や副業・兼業体験、社会貢献活動体験など、社外の多様な働き方を在職中に体験できるプログラムにより、社員のセカンドライフや職業選択の可能性を広げる支援

☆☆

https://www.pasonagroup.co.jp/news/index112.html?itemid=3772&dispmid=798

 

 人材大手のパソナは今年2月、70歳就業に対応する企業を支援する「セーフプレースメント・トータルサービス」を始めた。シニア社員の多様な人生設計に対応して個別カウンセリングを行うほか、自社の社会貢献事業に従事するなど、非雇用型の働き方を選ぶ人に向け、起業家との交流や社会貢献活動体験などのプログラムを組み合わせる。年下の上司や人事担当者向けの研修も提供していくという。

 

 『セーフプレースメント・トータルサービス』については、

https://www.pasonagroup.co.jp/news/index112.html?itemid=3772&dispmid=798

https://officenomikata.jp/news/12068/

 

 

<出典>

シニア活用で若手の雇用に懸念 罰則なし、企業の対応鈍く 4月の雇用制度改革

産経新聞(2021/03/20)

https://www.sankei.com/economy/news/210320/ecn2103200020-n1.html



(K1424)  ニーズとメリット / 70歳就業は努力義務(2) <高齢期の仕事>

 ☆☆

何歳まで働きたい(収入を伴う仕事をしたい)かについては、「65 歳まで」が 24.9%、「70歳まで」が 19.4%、「60 歳まで」が 16.6%となっている。「生涯働きつづけたい」は 7.8%となっている

☆☆

 

 平均寿命の伸びを背景にして、働き手の側には「長く働きたい」というニーズも根強い。厚生労働省が20歳以上を対象に、平成30年7月に実施した意識調査では、「65歳まで働き続けたい」が24・9%、「70歳まで」が19・4%を占めた。「生涯働き続けたい」との回答も7・8%あった。

 また、企業側にも若年世代の人口が先細りして人手不足が深刻化することへの懸念はある。このため70歳までの就業確保には経験豊かなベテラン社員を確保できるメリットがある。

 

<出典>

シニア活用で若手の雇用に懸念 罰則なし、企業の対応鈍く 4月の雇用制度改革

産経新聞(2021/03/20)

https://www.sankei.com/economy/news/210320/ecn2103200020-n1.html

 

添付図は、「平成 30 年高齢期における社会保障に関する意識調査」より(P.7 図5)

https://www.mhlw.go.jp/content/12605000/h30hou.pdf



2021年3月26日金曜日

(K1423)  制度と企業の動き / 70歳就業は努力義務(1) <高齢期の仕事>

 ☆☆

70歳までの就業機会確保は4月1日に施行される改正高年齢者雇用安定法で定められており、働く意欲を持つ高齢者の活躍の場を広げる狙いだ。当面は努力義務にとどまり違反しても罰則がないため、企業の対応は鈍い

☆☆

 

 4月からの働き方改革関連の制度改正を直前に控え、民間企業の間で戸惑いが広がっている。その一つが、70歳までの就業機会の確保を企業の努力義務とする点だ。

 70歳までの就業機会確保は4月1日に施行される改正高年齢者雇用安定法で定められており、働く意欲を持つ高齢者の活躍の場を広げるのが狙いだ。

 65歳までの就業確保で企業に義務付けられている▽定年引き上げ▽継続雇用▽定年の廃止-に加え、個人事業主として業務委託契約を締結▽自社が関わる社会貢献事業への従事-も新たな選択肢として設ける。

 

 4月から始まる70歳までの就業確保措置だが、企業にとっては当面は努力義務にとどまり、違反しても罰則がないため、企業の対応は鈍い。

 企業の間には長期的な人材戦略に対する悪影響への不安もある。約500社の一顧客を抱える社会保険労務一士の大槻智之氏は「正直いって企業の関心は薄い。下手に対応しすぎると、将来的に若手の採用を絞り込むことにもなりかねない」と指摘する。

 

<出典>

4月から変わる雇用制度 中小にも同一労賃 70歳就業は努力義務 企業に戸惑い

産経新聞(2021/03/20)

https://www.sankei.com/economy/news/210320/ecn2103200022-n1.html



2021年3月24日水曜日

(K1422)  コストかけず介護の現場を効率化、その名も「タダカヨ」(2) <介護>

☆☆

便利なツールを介護現場で使いこなすための知恵をインターネット上で発信。「マニュアルの公開にとどまらず、介護業界のさまざまな情報を発信するプラットフォームとしての役割を果たしたい」と意気込む

☆☆

 

  (K1420)からの続き

 

 長年培ったICTの知識を駆使し、便利なツールを介護現場で使いこなすための知恵をインターネット上で発信。「マニュアルの公開にとどまらず、介護業界のさまざまな情報を発信するプラットフォームとしての役割を果たしたい」と意気込む。

 

 一方で、介護施設の入居者や中高年の家族らがICTに親しむきっかけにしてもらおうと、オンライン落語会も主催。家族に介護福祉士がいるプロの落語家らが出演しているという。

 タダカヨのメンバーである守島正・大阪市議は、オンラインで委員会審議ができるようにするため、市議会会議規則の改正に奔走した経験を踏まえ「政治も介護の現場も市場原理にさらされにくい面があり、ICTの導入がなかなか広まらない土壌がある」と指摘。「ノウハウさえあれば、費用をかけずにニーズを満たせる。オンライン活用のハードルが高くないと分かってもらうだけでも、介護現場の効率向上につながる」と期待する。

 

タダカヨ

https://mmky310.info/

 

<出典>

産経新聞(2021/03/16 )

https://www.sankei.com/premium/news/210311/prm2103110001-n1.html



2021年3月23日火曜日

(K1421)  個人Blog 3月中旬リスト <サイト紹介>

● 個人Blog 3月中旬リスト

 

(2270)  神経質にならなくてもよい / 専門家が提言する「真の感染防止」(1)

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2270-1.html

 

(2271)  神経質になるべきだ / 専門家が提言する「真の感染防止」(2)

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2271-2.html

 

(2272)  『100de災害を考える』(3-2) / 100de名著

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2272-100de3-2100de.html

 

(2273)  目標を創り、チャレンジする

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2273.html

 

(2274)  会話のクセ /男と女の違い(27)

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2274-27.html

 

(2275) 【3・11を想う】 (1) 「仕方がない」と我慢してはだめ

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/22751.html

 

(2276) 【3・11を想う】 (2) 単純に美しくは、語れない

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/22762.html

 

(2277)  『100de災害を考える』(4-1) / 100de名著

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2277-100de4-1100de.html

 

(2278)  『100de災害を考える』(4-2) / 100de名著

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2278-100de4-2100de.html

 

(2279)  裁判にも影響「後知恵バイアス」無意識に記憶が変わる(1)

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2279-1.html

 

 

なお、前回の紹介は、

(K1411)  個人Blog 3月上旬リスト <サイト紹介>

http://kagayakiken.blogspot.com/2021/03/k1411-blog-3.html


(K1420)  コストかけず介護の現場を効率化、その名も「タダカヨ」(1) <介護>

 ☆☆

「(家族と面会できず)2週間も声を発していなかった入居者がパソコンの画面を通じてお孫さんと面会し、涙を流していました」。介護現場で働いている相談員から、タダカヨ代表に届いた感謝のメッセージだ

☆☆

 

 お金をかけずにより良い介護へ-。こんなキャッチフレーズを掲げ、介護現場でのICT(情報通信技術)普及に取り組むNPO法人がある。その名も「タダカヨ」(東京)。家族との面会や落語会などの娯楽をオンラインで提供し、介護現場における人手不足やサービスの質向上につなげる。新型コロナウイルス下でのニーズとも合致し、同種のサービスは広がりそうだ。

 「(家族と面会できず)2週間も声を発していなかった入居者がパソコンの画面を通じてお孫さんと面会し、涙を流していました」。介護現場で働いている相談員から、タダカヨ代表の佐藤拡史(ひろし)さん(40)のもとに届いた感謝のメッセージだ。

 タダカヨではNPO設立前の昨年3月ごろ、介護従事者や施設入居者の家族らを対象に、オンライン面会に関する簡易マニュアルの無料公開を始めた。現在は、オンライン会議サービス「Zoom(ズーム)」やビジネス用チャットアプリ「LINE WORKS(ラインワークス)」などのマニュアルを中心に公開している。

 実際の操作画面の画像に、分かりやすい説明文を付けたPDFファイルが好評で、総ダウンロード数は1万件を超えたという。

 

  (K1422)に続く予定

 

<出典>

産経新聞(2021/03/16 )

https://www.sankei.com/premium/news/210311/prm2103110001-n1.html



2021年3月21日日曜日

(K1419)  信号無視など違反11種対象 75歳以上の運転技能検査 警察庁有識者会議が報告書 <その他>

☆☆

重大事故を起こした75歳以上の違反歴を調査。近年の平均で、過去3年間に11種類のうちいずれかの違反をした運転者が、死亡・重傷事故を起こした割合は10万人当たり119.l人で、全体の約2.l倍に上った

☆☆

 

 高齢運転者対策を検討する警察庁の有識者会議は11日、改正道交法で義務化される運転技能検査(実車試験)の対象について「免許更新通知が届いた時点から過去約3年間に、信号無視など11種類のうち1つでも違反をした75歳以上」とする報告書をまとめた。同庁は報告書に基づき詳細を詰め、令和4年6月までに改正法を施行する考えだ。

 対象者は教習所などで実際に車を運転して検査を受ける。免許更新期間中は繰り返し受検可能だが、不合格の場合は更新できない。

 

<出典>

信号無視など違反11種対象 75歳以上の運転技能検査

産経新聞(2021/03/12)

https://www.sankei.com/affairs/news/210311/afr2103110011-n1.html



2021年3月19日金曜日

(K1418)  高齢化社会 軽くでも体を動かし続けることが大切 <体の健康>

 ☆☆

強度の高い運動が、筋力や心肺機能を維持し、心血管病の予防や寿命によい影響を及ぼすが、実際にはなかなか難しいよう。一方、普通に歩くことや日常生活程度の活動でも、ある程度の時間ができるなら効果がある

☆☆

 

 高血圧で通院している70代後半の女性患者さんは、体力が落ちたと嘆いています。買い物以外の外出はほとんどなく、テレビの前で座りっぱなしの生活を送っているということでした。

 毎日ある程度動き続ければ、将来動けなくなるということはかなり防げる可能性があるようです。女性患者さんにも、用事を見つけては階段を上り下りすることなどで、座ってテレビを見ている時間を減らすようにお話ししました。

 

 運動が体によいのだろうということは誰でも感じていることでしょう。近年では、高齢者の筋力トレーニングや強度の高い運動が、筋力や心肺機能を維持し、心血管病の予防や寿命によい影響を及ぼすと言われています。しかし、実際にはなかなか難しいようです。

 ただ、動ける体を維持することに関しては、(1)普通に歩くことや日常生活程度の活動でも、(2)ある程度の時間ができるようなら(3)問題ないようです。

 

(1)  普通に歩くことや日常生活程度の活動でも、

 炊事や買い物での歩行程度のような低強度運動でも効果はある

 

(2)  ある程度の時間ができるようなら

 1日4時間以下を、4時間以上にすることは、効果がある

 5時間以上しても、効果はそれほど現れない

 

(3)  問題ないようです。

 移動の制限があるとは、1区画歩くことや一続きの階段が登れないようなこと。動ける体を維持することにより、移動の制限はなくなる。

 

<出典>

【健康カフェ】(196) 産経新聞(2021/03/11)

https://www.sankei.com/life/news/210311/lif2103110009-n1.html



2021年3月18日木曜日

(K1417)  新老人はスーパー老人ではない / 自立期と仕上期との間にて(16) <自立期~仕上期>

☆☆

60歳を超えても、ピラミッドの頂点に居座れる人はわずか。多くは、社会からリタイアを迫られているが、体力、気力、能力ともにおとろえていない。ただ、経験と知識をそなえてはいるが、老化は自然に進行している

☆☆

 

 浴槽に湯がひたひたとあふれるように、音もなく増えつづける高齢者世代のなかで、新しいタイプの老人たちが目立ってきているのである。それは社会からリタイアを迫られているにもかかわらず、体力、気力、能力ともにおとろえていない人びとだ。

 大多数の人は、余力があるにもかかわらず、強制的に退場を迫られるのである。ピラミッドの頂点部分に居坐ることができるのは、ごく少数の幸運な人びとだろう。

 

 今の社会は、60歳から90歳までの高齢者の巨大な層のエネルギーを、吸収できずに放り出したままにする。現実に90歳をこえれば、そのエネルギーも失われてくるはずだ。しかし60歳からの30年間といえば、人生を再び生き直すほどの年月である。

 

 それらの層をどのように生かすことができるだろうか。

 

 たとえ豊かな経験と知識をそなえ、体力、気力ともに充実していたとしても、そこにはわずかなズレがある。老化は、自然に進行しているのだ。その自然の劣化を認めることができないこと、それ自体が老化なのである。

 

 もちろん、そこには大きな個人差がある。それを認めた上で、考えてみる。いわゆるスーパー老人は、あくまで例外にすぎない。その例外を、メディアは理想の老人像のように取りあげて讃美する。

 

<出典>

五木寛之、「新老人の思想」、P.76 - 77



2021年3月17日水曜日

(K1416)  100歳時代プロジェクト 「コロナ禍 健康被害を防ぐために」 <体の健康>

 ☆☆

1部は「コロナ禍の健幸づくり」と題し、運動と会話の重要性について。第2部では「健康被害を防ぐための実践方法」と題し、お家で取り組める運動などについて。また、太陽生命保険の取り組みについて

☆☆

 

【オンラインセミナー】無料、ただし、登録必要

公演日 配信期間:2021315日(月)15002021615日(火)1500

※主催者の都合により公開日時が変更となる場合があります。 会場 オンライン配信

<注意事項>

視聴するには産経iDのログインが必要です。初めての方は「申し込み」ボタンをクリック後、新規登録(無料)へお進みください。

https://id.sankei.jp/v/?VID=user.event.entry&OP=detail&ID=1966

 

 誰もが100歳まで生きることが当たり前になる時代に備え産経新聞社が立ち上げた「100歳時代プロジェクト」は、パートナー企業である太陽生命保険と共催で、「コロナ禍 健康被害を防ぐために」と題したオンラインセミナーを315日から配信を始める。

 オンラインセミナーでは、1部は「コロナ禍の健幸づくり」と題し、筑波大学大学院スポーツウエルネス学久野譜也学位プログラム長が運動と会話の重要性について、第2部では「健康被害を防ぐための実践方法」と題し、近畿大学生物理工学部人間環境デザイン工学科の谷本道哉准教授がお家で取り組める運動などについて講演を行っている。また、共催している太陽生命保険の平山貢造営業企画部長が同社での取り組みについて紹介している。

 

<出典>

https://id.sankei.jp/v/?VID=user.event.entry&OP=detail&ID=1966



2021年3月15日月曜日

(K1415) (介護者のケア)自分の健康管理も忘れないで(2) <認知症>

 ☆☆

自分の心身も大切にし、限界も知っておく:介護者は、とかく自分のことは後回しにしがち。よい介護のためにも、まず自分が健康であり、心の余裕を持つことが重要です。できることには限界がある。抱えこみ過ぎない

☆☆

 

A.ストレス発散の場をつくる  … 前回

B.「自分は大丈夫」と考えない  … 今回

 

B.「自分は大丈夫」と考えない

 「まだ大丈夫」「病気なんて無縁」という思いこみは危険。日ごろから生活習慣に気をつけ、体調の異変を無視しないようにしましょう。

 

(1)     生活リズムを整える

l  食事時間と量を一定にする

l  栄養バランスに気を配る

l  睡眠時間を確保する

 

(2)     体の使い方を覚える

l  重心を安定させる

l  てこの原理を使う

l  太ももの筋肉を使う

 

(3)     持病の管理を怠らない

l  服薬、通院を欠かさない

l  健康診断を受ける

l  自己管理をきちんとする

 

<出典>

杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」



2021年3月14日日曜日

(K1414)  小野市が公設コンビニ <少子高齢化>

 ☆☆

蓬莱務市長は「過疎地域で弱体化している地域コミュニティーの再生が大きな狙い」と強調。経営が赤字になれば市が資金を補填する考え。コンビニを開業する市北東部の下東条地区の高齢化率は29.8%と市内最高

☆☆

 

 小野市は、高齢化が進んでいる地区に4月からコンビニエンスストアを開業する。地元住民が経営を手掛ける「公設・住民営」方式で、県内初の試み。買い物弱者の支援に加え、高齢者の見守りや災害時の食料供給拠点作りなども目指す。

  市が、地区内にある空き店舗を借り上げて改修。全国に展開しているコンビニ「ヤマザキショップ(Yショップ)」のチェーンに加入。地元住民ら12人でつくる団体「下東条ふれあいの里」が運営する。

 

 この店舗では、

l  食料品や日用品、地場産品などを店頭で販売。

l  来店が難しい人のために無料で送迎や配達を行う中で、

l  民生委員らと連携した高齢者の見守りに当たる。また、

l  コミュニティースペースを併設し、交流イベントなどを開く。

 

<出典>

産経新聞(2021/03/08)

神戸新聞NEXT  2020/10/21 20:33

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202010/0013801387.shtml

 

添付写真は、

https://www.kobe-np.co.jp/news/hokuban/202101/0013988376.shtml



(K1413) (介護者のケア)自分の健康管理も忘れないで(1) <認知症>

 ☆☆

自分だけで抱えこむのが大きなストレス:介護者の多くは、疲労や睡眠不足に悩んでいます。だれにも理解や協力を得られない、自分の自由な時間が持てない状況は、大きなストレスとなって、介護者にのしかかります

☆☆

共倒れになってしまう前に、対処しましよう。

 

自分の健康管理も忘れないで

 介護者にいちばん気をつけてもらいたいことが「共倒れ」です。精神面や体力面など、疲れや不満は日ごろからためこまないようにしましょう。

 

A.ストレス発散の場をつくる  … 今回

B.「自分は大丈夫」と考えない  … 次回

 

A.ストレス発散の場をつくる

 介護にはストレスや疲れ、不満がつきもの。それらを自覚し、発散することが必要です。

 

(1)  割り切る気持ちもアリ

l  認知症の知識を得る

l  体験談を聞く

 

(2)  心配事を減らす

l  人に頼る

 

(3)  ストレスを発散できる場を持つ

l  介護仲間をつくる

l  趣味や仕事を続ける

 

<出典>

杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」



2021年3月13日土曜日

(K1412)  愛車 福祉車両に改造します / 高齢化で高まるニーズ 介護労働力軽減 <高齢者向け商品>

 ☆☆

輝(ひかる)自動車工業(ヒカル自動車)で高齢者や障害者が使用する福祉車両に改造される。「体が衰えると、座席に乗り込む際に足を上げることができなくなる。回転させれば、お尻から楽に乗ることができる」

☆☆

 

 大阪府岸和田市の自動車整備会社が、愛車を高齢者や障害者向けの福祉車両に改造する事業を手掛け、受注を伸ばしている。高齢化に伴って福祉車両のニーズは高まるとみられ、同社は新しい市場に活路を見いだしている。

 

 座席のほか、車いすを収納できるリフト、乗り込む際の段差を小さくする補助ステップなど、顧客の事情に応じた部品を取り付ける。

 家族の介護で車を利用するケースだけでなく、高齢者や障害者が運転しやすくなるようにも対応。家族や医療機関などにも相談し、安全性に配慮しながら手動のブレーキレバーなどを設置している。

 

 「体が衰えると、座席に乗り込む際に足を上げることができなくなる。回転させれば、お尻から楽に乗ることができる」

 介護施設を運営する知人から「介護の労力を軽減する車はないものか」と相談を受けたのがきっかけだった。

 国内の福祉車両は自動車メーカーが生産する既製品が中心で、一部のユーザーからは「使い勝手がよくない」との声もあった。欧米には福祉車両向けの部品を製造・販売する企業が存在することを知った阪田社長は「自動車メーカーにはできない福祉車両をつくろう」と決心。東京の部品輸入会社を通じて、車検の条件に適合した部品をスウェーデン、イタリアから輸入している。

 

 年々注文を伸ばしている。注文は月4台程度で、料金は平均約60万円。現在は売上高全体の約4分の1を占めるまでになったという。

 

<出典>

愛車 福祉車両に改造します / 高齢化で高まるニーズ 介護労働力軽減

産経新聞(2101/03/06 )

https://special.sankei.com/f/society/article/20210304/0001.html

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(K1411)  個人Blog 3月上旬リスト <サイト紹介>

 ● 個人Blog 3月上旬リスト

 

(2260)  会議 /男と女の違い(26)

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2260-26.html

 

(2261)  東京オリンピック開催の可能性

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2261.html

 

(2262)  『100de災害を考える』(2-1) / 100de名著

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2262-100de2-1100de.html

 

(2263)  Clubhouse(クラブハウス)

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2263-clubhouse.html

 

(2264)  『100de災害を考える』(2-2) / 100de名著

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2264-100de2-2100de.html

 

(2265)  EDITORIAL - China Violates Int'l Law as It Allows Use of Weapons vs Foreign Vessels

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2265-editorial-china-violates-intl-law.html

 

(2266)  前向きになれた言葉の力

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2266.html

 

(2267)  ヤングケアラー

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2267.html

 

(2268)  「あなはほるもの おっこちるところ」

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2268.html

 

(2269)  『100de災害を考える』(3-1) / 100de名著

http://kagayaki56.blogspot.com/2021/03/2269-100de3-1100de.html

 

なお、前回の紹介は、

(K1401)  個人Blog 2月下旬リスト <サイト紹介>

http://kagayakiken.blogspot.com/2021/03/k1401-blog-2.html