趣味辞典~全500趣味~(編集:藤波進 2017/12/16)を開示する。
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藤波進
ここでは、【趣味とは何か(10種類の趣味)】について述べる。
【趣味の5要素】については、
http://kagayaki56.blogspot.jp/2017/12/1098-500.htmlを参照してください。
前回示した14分類の一部を更に統合し、10の枠組みと1つの「枠外」にくくった。
今後、暫定的にこの分類体系を使いたい。おそらく新たな趣味が提示されても、これらの分類項目のどれかに当てはめていける。
【10種類の趣味】
A.スポーツ
B.表現(聴覚・視覚)
C.創作(物)・創造(非物)
D.鑑賞・観察・読書
E.非日常の場所
F.収集・保有
G.遊び・学習
H.生活密着型
I.つながりとIT
J.その他
◆ 枠外(趣味的関わり)
<各論>
A.スポーツ
・ スポーツ:(スポーツする側)。観戦する側の趣味もある→D
体を動かしたいというのは、本能的な欲求だろう
B.表現(聴覚・視覚)
・ 表現-聴覚:(表現する側)。鑑賞する側の趣味もある→D
・ 表現-視覚:(表現する側)。鑑賞する側の趣味もある→D
自ら何かを表現したいというのは、本能的な欲求だろう
C.創作(物)・創造(非物)
・ 創作(物):物を作る趣味・ 創造(物以外):物以外を創造する趣味
何かを創り出したいというのは、本能的な欲求だろう
D.鑑賞・観察・読書
・ 鑑賞・観察・読書:優れたものを味わうスポーツや音楽や絵画などに直接参加するのも趣味であるが、他者の優れたスポーツや音楽や絵画などを味わうのも趣味と言える。
E.非日常の場所
・ 旅行・めぐり:非日常の場所にいき、日常から離れる日常からいったん離れることができるというのが趣味の効用の一つと考えると、日頃とは違う場所に行く趣味は、外せない。
F.収集・保有
・ 採取・収集・模型・保有:集めたい、持ちたいのは本能ではないか何かを手に入れて、集め、保有するのは、楽しい。
G.遊び・学習
・ 遊び:身近な遊び・ 学習:楽しみとしての学習(注:どこまでが「趣味」か?)
何かの目的があっての学習は趣味とは言いがたいが、楽しみとして取り組むなら趣味と言っても良く、それは遊びと同質だろう。
H.生活密着型
・ 生活(衣食住・嗜好・浴):日常生活の中での楽しみの発見・実現・ お金と買物:小遣い稼ぎと買物(注:どこまでが「趣味」か?)
衣食住を中心に考えていたが、浴・嗜好は他に分類しがたく、お金・買物は趣味としてよいのか疑問であるが、とりあえずこの枠に入れた。
I.つながりとIT
・ つながり(交流と情報):人はつながりたがる(交流・情報)・ IT:趣味としてのITの活用
つながり(交流・情報)IT:ITによる交流・情報(つながり)に関係する趣味
元々はITをキーワードとして集めたものであり、他の項目とは別軸をなす。たとえば、ネットゲームは遊びに、ネットオークションはお金に、Web制作は創造(非物)に、パソコンの自作は創作(物)に属するものだが、ITというキーワードを重視して、ここにとどめた。その一方、例に掲げた、交流IT(Facebook、ツイッター、チャット)・情報IT(ネットサーフィン)は、まとめると人や情報へのつながりとなるが、大切なものであるにも関わらず、大分類としては出てこない。そこでここの分類名を「つながりとIT」とした。趣味活動をする中で自ずと「つながり(交流・情報)」は形成されていく。例としては出していないが、ITを使わないつながりも、ここに含む
J.その他
・ その他:以上の分類項目に入れにくい趣味
ここで掲げた例、嗅覚(お香)、占い(四柱推命)、生き物(ペット)、精神活動(瞑想)は、他の分類にいれにくく、入れてしまうと埋没してしまいそうなので、あえて「その他」に分類した。
◆ 枠外(趣味的関わり)
・ 枠外(趣味的関わり):趣味対象外への趣味的関わり。趣味の枠外に置く
ここで掲げた例、利他行為(ボランティア)、その他行為(アルバイト)、人との関わり(恋愛)は、「趣味的に楽しく取り組む」ことはあろうが、趣味として取り組んでしまうと、本来のボランティア、アルバイト、恋愛ではなくなる。だから、趣味とは言えない
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