前回からの続き。
===== 引用はじめ
茨城県常陸大宮市の介護施設「フロイデ総合在宅サポートセンター大宮」に隣接するリハビリ公園で17日、野菜、卵、パン、コーヒー、手工芸品などを販売するイベント「楽市(らくいち)」が開かれた。企画したのは、同センターを運営する医療法人「博仁会」(鈴木邦彦理事長)などの有志「フロイデDAN(だん)」。地元農家やNPO法人、同市高校生会も協力。高校生らは子供を対象に、フリスビーに似たスポーツ「ドッヂビー」の体験会を行った。
===== 引用おわり
「衰退する地域を何とかしたいと思っている人は多い。フロイデDANが中心になって、新しいつながりを作りたい」「町が衰退するなかで、人が集まったり、話をしたりする“場”がなくなると、人はどうしても引きこもりがちになり、健康を害する」
===== 引用はじめ
作業療法士の寺門貴団長(38)は、「リハビリには、病院や介護施設に来るだけでなく、外へ出ることが必要。そうしないと『自分でできる』と感じられないし、楽しくもない。だが、業務の中でやるのは難しい。制度の枠を超えて、外に向けて活動することが必要だと思った」と言う。===== 引用おわり
===== 引用はじめ
だが、当初はまったくうまくいかなかった。病院職員として地域に御用聞きに出かけても、地域住民は「病気でもないのに、何しにきたんだ?」「患者集めか?」とけんもほろろ。考え直して、「病院職員だけど、まちづくりのチームです」「地元を元気にしたい」と伝えて、同世代の商店街のチーム「あきない組」とも連携し、活動を広げてきた。
===== 引用おわり
「医療や介護、福祉の専門職らが地域に飛び出し」活動してくれるのは、心強い(フロイデDANは、作業療法士や介護福祉士、福祉用具専門相談員らが平成22年に立ち上げた)。
出典
「病院・施設から「まち」に出る 常陸大宮フロイデDAN」産経新聞(2017/3/23) http://www.sankei.com/life/news/171221/lif1712210009-n3.html
添付写真は、ここから転載
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