===== 引用はじめ
医療や介護、福祉の専門職らが地域に飛び出し、住民同士のコミュニケーションの場を創出したり、健康や子育てなどに関する潜在ニーズを拾ったりしている。医療や福祉のサービスがあっても、まちやコミュニティーがないと健康は実現できない。公的制度にはまらない活動は収益にならないが、住民の力を引き出せるか問われている。(佐藤好美)===== 引用おわり
千葉県流山市の子育てサロン「Fratto」(ふらっと)。「何となく一緒になって、何となく一緒に話す」。そんな場所を作りたいと、看護師の小林朋子さん(34)が、同僚の看護師、渡辺綾香さん(30)らと始めた。
===== 引用はじめ
小林さんは、大学病院の看護師や自治体の保健師として働いた経験もある。だが、決められた業務以外の活動をすることは難しく、助けを必要としている人に手が届かないもどかしさもあった。転換点は、島根県出雲市を拠点に活動する看護師の矢田明子さんに出会い、「コミュニティナース育成講座」に参加したこと。集落に移住して、住民の病気予防に対する意識を高めたり、健康に関して自己管理する力を引き出したりする「コミュニティナース」の存在を知り、「専門職が地域に飛び出してできることはたくさんある」と気付いた
===== 引用おわり
===== 引用はじめ
その活動はアウトリーチの考え方に近い。アウトリーチはもともと、利用者を待つのではなく、専門職などが訪問や出前で医療や福祉、行政サービスを届ける手法。見えないニーズをくむ手法として、最近は町づくりの分野でも注目される。===== 引用おわり
===== 引用はじめ
小林さんは「いずれ、近所のおばちゃんたちにも参加してもらい、お互いに助け合える多世代交流の場にしていきたい」と話している。===== 引用おわり
次回に続く。
「医療職らが交流の場づくり 流山・コミュニティナース」
産経新聞(2017/3/23) http://www.sankei.com/life/news/171221/lif1712210009-n1.html添付写真は、ここから転載
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