2018年2月15日木曜日

(K0290)  手厚い若者支援 提言 <若者・世代間交流>

 
 このブログは、少子高齢化時代を見据えることを主眼としており、主として高齢者を意識して書いている。高齢者中心は良いが、高齢者のみに焦点を当ててしまうと、偏った、狭い、ダイナミックでない議論に陥りそうだ。新たに<若者・世代間交流>をキーワードに加えたい。
 

(K0275)では、イギリスで「孤独担当相」を新設したことを紹介した。


一方、スウェーデンでは、若者を対象とした大臣を任命している。
===== 引用はじめ
スウェーデンは1986年に若者政策担当相、94年に青年事業庁(現若者市民社会庁)を設置。若者の意見を反映した交通インフラ整備、若者で構成する団体への活動資金支援などを進めたことにより、政治や社会への参画意識が高まったとされる。
===== 引用おわり
 
 


関西同友会は危機感を募らせている。
===== 引用はじめ
内閣府が25年に日本や米国、英国など計7カ国の1329歳を対象に行った調査では、「自分の将来に希望がある」と答えた若者は米国の91.1%などに対し、日本は最低の61.6%にとどまっているのが現状だ。
===== 引用おわり
添付図参照
 


そこで、
===== 引用はじめ
関西財界は昨年12月、貧困や飢餓の撲滅などで国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」を達成するため、企業の若手社員がアイデアを競うイベント「2025年未来社会デザイン会議」を都内で開催した。SDGsは日本が万博計画の指針に位置づけている。
===== 引用おわり
添付写真参照。
 


さらに、
===== 引用はじめ
同友会は28年度から「次世代志向の政策を考える委員会」を設置、2912月に提言を提出した。
 
  政府への提言
  「若者政策」を国家戦略の柱にし、推進組織として「若者庁」を新設

  自治体・企業・NPO法人への提言
  社会人や主権者としての実体験を積む場を設ける
  高齢者の知識や経験を生かし、教育や育児を支援する
  就職・起業支援の場を設ける

  高齢者・政府への提言
  若者育成を支援する「次世代応援ファンド」を新設
===== 引用おわり
 


出典
手厚い若者支援 提言  関西同友会 長期的な国力低下に危機感
産経新聞(2018/01/29
誌面から写真・図を転載した


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