(K0157)で、次のように書いた。
===== 引用はじめ
特に「①穏やかな見守り」に注目したい。穏やかな見守りは、地域の様々な主体が、日々の生活や業務の中で、「いつもと違う」「何かおかしい」と感じた場合に、見守り専門機関に相談・連絡するさりげない見守り活動である。
===== 引用おわり
基本的に、「①穏やかな見守り」機能があって、それが(K0156)で書いたような、行政によるシステムと相まって、効果が出るだろう。「①穏やかな見守り」機能は、上からの(行政による)指示では実現が難しく、下から(住民自ら)作り上げていく必要があろう。それには、きっかけが必要だ。一つの候補として「認知症声かけ訓練」(後述)がある。
住民の認識が高くないと「認知症声かけ訓練」は実施できない。私は、悲観的であり、楽観的である。今直ぐは難しいだろうが、やがて「時」が来れば、実現可能だろう。認知症がどんどん増えていくと、「私の夫、私の妻、私の父、私の母、私の祖父、私の祖母、私の友達が認知症だ」という人がどんどん増えてくる。彼らは「認知症声かけ訓練を是非してください」と、絶対に言い出すだろう。
さて、「認知症声かけ訓練」とはどんなものか。例えば、東京都板橋区の事例が公開されている。
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/079/079349.html
赤塚地区と仲町地区の事例が紹介されている。
添付図参照
「時が来れば」可能になるが、その「時」は、早く来てほしい。すぐには「訓練」しなくても良いから、「訓練」の検討を早急に始めるとよいだろう。検討することは、その「時」を早める効果がある。
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