前回、「認知症カフェの位置づけ」について書いたが、意義はあるものの、現実には、かなり課題があるようだ。
認知症カフェの運営上の主な課題
===== 引用はじめ (抜粋)
1. 情報共有と運営のモデル化
日本では認知症カフェがそれぞれのやり方で、手探り状態で実践しているのが現状。認知症カフェ運営のノウハウが共有されていない
2. 市民ボランティア等担い手の確保
現在、月2回程度しか開催されていない認知症カフェを月4回、5回と開催するとなれば、人の確保が困難となることは想像に難くありません。
3. 資金難
認知症カフェの利用者負担額は200円~300円。収入はわずかなものです。また、年間の運営費用は200万円以下が約5割と運営費に苦慮している姿が浮かび上がります。
===== 引用おわり
https://www.minnanokaigo.com/news/kaigogaku/no85/
認知症カフェの今(2016)
===== 引用はじめ (P.15) 番号を付与
(1) 新たな居場所、地域や住民との繋がりや出会い、
(2) 外出の場として精神的安定をもたらし、
(3) 家族介護者には孤立防止や介護負担軽減の場として、
(4) 地域住民には、認知症の偏見を軽減し、理解を広める場として、
(5) そして専門職には多職種連携や学びの場として
(6) 地域に欠かせないスペースとして定着しつつある。
===== 引用おわり
file:///C:/Users/Owner/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/C0V22UGI/sh28_cafe_doc.pdf
一方で、いくつかの課題も見え始めている。
===== 引用はじめ (P.15) 番号を付与
(1) 運営者は、認知症カフェについて地域の理解が未だ乏しいと感じており、
(2) 参加者数の不安定さからくる負担感や不安感の増加、経済的、人的な不足
等の意見が挙げられていた。
(3) 認知症の人にとっては、必ずしも望む内容ではない、
(4) 多様化する認知症カフェの目的が見えにくく選択しにくい、
(5) そして認知症カフェの情報が認知症の人に行き届いていない
ことなどの意見もあった
===== 引用おわり
file:///C:/Users/Owner/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/C0V22UGI/sh28_cafe_doc.pdf (前出)
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