インタビューをしているのだが、協力者(インタビュイー:インタビューを受ける人)が、話し続けるケースが多発したことについて、前回(K0170)書いた。
私がインタビューをお願いしているのは、「55歳以上の女性で、『私は今、充実した人生を送っている』と思っている(充実感がある)」方である。そして、彼女たちの特性・行動パターンとして「話し続ける」があるのではないか、と思うに至った。
さらに、これを逆転しても、正しいのではないかと思った。
「『話し続ける』という特性・行動パターンをもっている人は、充実した人生を送れる」という仮説を作ってみた。
論理的な帰結ではないが、けっこう当たっているだろうと思った。
(1) インタビューを受ける者として、できるだけ情報を提供しようという、サービス精神
(2) 自分のことを話したい、聞いてほしいという気持ち
この二つとも、大切。
これについては、後の書き込みで触れる予定である。
余談を一つ。
カウンセラー資格をもっている、あるいはカウンセラーをしている人たちも、インタビューを受けてくれた。彼女たちも例外ではない。話し続ける人が多かった。インタビュアーの私は眼中になく、話し続ける。傾聴はどこにいったの?と思いながら聞いていたが、考えてみると、彼女たちは正しい、という結論に達した。
(1) カウンセラーの立場にいる時は、傾聴するだろう
(2) 今は、インタビュイー(インタビューを受ける人)の立場にいるのだから、傾聴するのではなく、自らの想いを語る
(3) カウンセラーだって、だからこそ、たまには誰かに話を聞いてほしい、自由に話したい
それでよいのだ。
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