1月6日に開催された「第34回土光杯全日本青年弁論大会」のテーマは、「人口減少社会と地方再生」だった。
入賞者とタイトルは、
【土光杯】松下天風(てんふう)(18)=岡山県立倉敷天城高2年
「高校生が考える未来の日本」
【フジテレビ杯】青木優介(32)=会社員
「未来のために覚悟を決める」
【ニッポン放送杯】小野寺崇良(たから)(22)=立命館大4年
「故郷に想う」
【産経新聞社杯】児玉達朗(19)=慶応大1年
「地方銀行と地方創生の共同成長」
【特別岡山賞】坂田寛子(32)=主婦
「人づくりによる、まちづくり」
このうち、【土光杯】青木天風の発表の様子(ノーカット版。11分34秒)は、
https://www.youtube.com/watch?v=nS8B9zFdH80
また、【フジテレビ杯】青木優介がふれた「母親資本」は、前々回取り上げた。
(K0274)
合計特殊出生率をV字回復させた「母親資本」(ロシア)http://kagayakiken.blogspot.jp/2018/01/k0274.html
渡辺利夫 審査委員長は、講評の中で、次のようにまとめた
① 出生増加に向けては累進的な加算給付も検討しなければならないが、財政のプライオリティ(優先順位)をどこに置くべきかが問題
② 世界展開を視野にも入れた、AIやロボットの活用による、人生に余裕を生み出すビジネスモデルの創設が必要
③ 高齢者の就職支援への理解を高めることが重要
④ 高齢者だけでなく若者向きの政策も実現するため、投票に年齢別の価値づけを検討してもいいのでは
⑤ 戦後日本では個の重要性が絶対視されているが、一番の基礎的共同体である「家族」について、EU憲章と同様、「家族の生存権」も憲法にうたうべき
出典
「第34回土光杯全日本青年弁論大会」、産経新聞(2018/01/25)土光杯弁論大会 最優秀賞の松下天風さんは高校生初受賞 新設の特別賞岡山賞は坂田寛子さん
http://www.sankei.com/life/news/180106/lif1801060048-n1.html
添付写真は、このサイトから転載。「土光杯を受賞し喜びを語る松下天風さん(県立倉敷天城高校)=6日、東京・大手町(古厩正樹撮影)」
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