「定年女性が見えてきた女性たちへ」(野村浩子)にも私のインタビューにも登場しないが、「定年女子」(岸本裕紀子)によれば、「リタイア女性の起業で圧倒的に多いのが、お店を出すというのと、特定の商品を扱うネットショップだそうだ」
===== 引用はじめ
一般論だが、女性は男性ほど、社会的存在としての自分を大きく見せようという見栄はない。だから、名刺がなくなって落ち着かず、「私は仕事をしていない」ということに耐えらず、定年後に無理をして起業したり、自分の事務所をオープンさせたり、といったことはないと思う。
代わりに、自分のロマンチックな夢を追う、ということはある。子供のころの夢―お花屋さんになりたい、ケーキ屋さんになりたい―は心の中に生きている。趣味のいい北欧の雑貨店、ほっこり和風の甘味カフェ、手作りのアクセサリー屋さん、全国の匠の技が集結した台所用品店、リトグラフ専門のギャラリーなどなど、夢は広がっている。
===== 引用おわり
ただ、現実は厳しい。本ではリアルな店を出すにあたり注意すべき点を並べている。
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