2017年8月3日木曜日

(K0094) 「きれいなものに惹かれる」(磯田道史) <定年後>


磯田道史さんは、自分の少年時代を振り返り、「そのころは、きれいなものに惹かれて、夢中になっていた。それしかなかった。あこがれをもっていた。大人になると、儲かることが気になる」と語った。


===== 引用はじめ
子供の頃に集めた石のコレクション
 あっこれもねこれはねこれ1個手に入れるのが大変だったんですよあのね黒曜石って西日本にあんまりないんすよ大分の姫島だったかあと僕の近くだと隠岐島にしかないんですよでその天然の石器に使われる天然ガラスの黒曜石を求めて

===== おわり
http://kakiokoshi.hatenablog.com/entry/2017/01/24/011415


===== 引用はじめ
磯田さんが歴史の世界に興味を持ったのは、家の近くで弥生式土器が発見されたからでした。
磯田さん小学校時代から行動力が凄くて、高学年のころに家の改築のために庭に建築廃材やブロックがあったので、それを利用して釜を作り土器を焼いて作る遊びをしていたそうです。
===== 引用おわり
http://oodoori.com/4091#i

 

私が思ったこと: そう、「大人になると、儲かることが気になる」。まっとうな生き方だ。家族の中で、家族を守らなければいけない。社会の中で、社会を守らなければいけない。でも、その役割には終わりがあってよい、それが『引退』ではないか。

引退すると、「儲かること」を気にしなくてよくなり、「きれいなものに惹かれて、夢中になっていた。それしかなかった。あこがれをもっていた」に戻ってよい。
 

それを、確かに少年時代に持っていた。そして、いったん手放した。再び取り戻せるか。
取り戻せるかどうかで、引退後の輝き方が異なってくる。


ちなみに、磯田さん(46歳)は、少年のままのように見えた。


講演会:
磯田道史(歴史学者)、『古文書を読み解いての30年』、しんらん交流館公開講演会(2017/08/02)、しんらん交流館(京都)


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