2017年7月24日月曜日

(K0083) 鎮静(セデイション) / ターミナルケア 看取るとは / 「生きづらさの中を生きる」(6-6) <臨死期>


  緩和医療における鎮静(セデイション)

定義:「死亡直前に、患者の苦痛を緩和するために、患者の意識を意図的に低下させること」

対象:「呼吸困難・全身倦怠・不穏・難治性疼痛・難治性嘔気・身の置き所のないつらさ」

患者・家族への説明
 1.  回復が困難であり、苦痛が著しいこと
 2.  苦痛緩和の為に鎮静以外の手段がないこと
 3.  意識が低下するため、正常な会話が困難になること。覚醒しないことがあること
 4.  生じうる重篤な合併症の可能性があること

 

  葛藤をサポートする

  痛みは和らげたい、でも眠ってしまうのは不安

  家族による介護か、家族の負担の軽減か

  抗がん治療(免疫療法を含む)を続けるか、中止するか

  できるだけ長く生きるか、つらい時間を終わりにしたいか

  正確な情報を知りたい、でも聞くのは怖い
 

希望は一つではなく葛藤する気持ちがあることに理解を示すことが重要である。

 

講師:関本雅子(関本クリニック院長)

 

  講演会(日本尊厳死協会 関西支部)のご紹介

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公開講演会in西宮
 どなたでも参加できます。お申し込みは関西支部まで


メール:kansai@songenshi-kyokai.com
FAX:06-4866-6375
件名を「西宮講演会申込み」としてお名前、連絡先、参加人数を明記の上 送信願います。


ご案内と申込書のPDFはこちらから。
http://www.songenshi-kyokai.com/images/kansai/nishinomiya20171007.pdf


テーマ
  「穏やかな最期を迎えるために」

日 時
  107() 午後1時半~午後4時半

会 場
  西宮市民会館アミティホール
  阪神西宮駅「市役所口改札」北へ徒歩1
  JR西宮駅から西南に徒歩10

講 師
  関本雅子(関本クリニック院長 日本尊厳死協会関西支部理事)

司 会
  長尾和宏(日本尊厳死協会 副理事長 関西支部長)

定 員
  1,000

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