2017年12月9日土曜日

(K0221)  趣味(7) 若い時代に趣味を持とう  / トライアングル理論(20) <定年後>


 今年6月に将棋界を現役引退した加藤一二三・九段(77)。「ひふみん」の愛称で親しみやすいキャラクターが話題を呼び、引退後もテレビ出演や講演などで引っ張りだこの毎日を過ごす。

 
===== 引用はじめ

 1954(昭和29)年に当時の史上最年少記録となる14歳7カ月でプロ入り。普通のサラリーマン人生の1・6倍にあたる63年間に及ぶ年月を第一線で文字通り戦ってきた。新たな世界に飛び込んで、さらにパワフルに活動できる秘訣(ひけつ)は何か。加藤氏は若い頃から続けてきた「趣味」の存在だという。

 「クラシック音楽や世界旅行。こうしたものを通じて、いろんな人生経験を重ねてきた。だから、引退後にテレビ出演となってもそんなに驚かずに対応できているんでしょう」

 若いときよりも活動的に過ごす70代、80代も目立ってきた。第2、第3とステージを変えながら人生を豊かに楽しむための土台づくりも欠かせない。

 「若い時代のうちに、生きがいとなるような趣味を持つことですよ。将棋でなくてもいい。ガーデニングでも書道でも俳句でも何でもいい。広い視野に立った人生を送った方がこれからの長寿社会に対応できるのではないですか」

===== 引用おわり

 
 「定年女子」のインタビューでも感じたことだが、ほとんどの人が若い時から趣味をもっていた。そのまま今も続いているとは限らないが、それでも意味はあると思った。

 
 多分、三つぐらいあると思う。

  趣味との付き合い方がわかっている
  ひとつの趣味から他の趣味に広がっていく可能性が高い
  少しでも昔関わったことがあれば、入りやすい


 「趣味をもちなさい」と言いながら、私は無趣味であることは既に書いた。特に「趣味との付き合い方」がわかっていないと感じている。

 私は親が年をとってからの子どもで、大学進学の時には父は既に定年を過ぎていた。奨学金をもらい、大学の学生寮に入り、少しはアルバイトをしたので、仕送りをしてもらわなくてもなんとかやっていけると言ったのだが、送り続けてくれた。その時に言われたのが、「食べる金と本を買う金はケチってはいけない」

 残念ながら「趣味」は入っていなかった。「趣味に金を使う」ということに、ずっと抵抗感がある(「後ろめたい」という感覚)。言い訳になるかもしれないが、そういうことも影響しているのではないかと思う。
 

 趣味については、ここで一度切って、他の話題を取り上げ、また戻る予定。

 
引用
http://www.sankei.com/smp/life/news/171008/lif1710080013-s1.html


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