2021年11月7日日曜日

(K1651)「 認知症の語り 」(28)

 【 認知症 ・ 語り 】 医師やケアマネから母の病気のことを近所の人に伝えるよう言われた。分類: 【介護者35】【認知症になるということ】【病気であることを伝える】【周囲の人に伝える】

 

 医師やケアマネから母の病気のことを近所の人に伝えるよう言われた

 

 昨年の12月に(母が)主治医から認知症という診断を受けて、同時に「近所の人には、お母さんが認知症であることは、はっきり伝えてください」っていうふうに言われたんです。 … ケアマネジャーの方からも言われた。

 私は「人間関係って、あまり複雑にしたくない」、母は「う―ん、そういう気持ちにはとでもなれない」、父は「お母さんがかわいそうだ。俺は言いたくない」

 年が明けて、1月になって、母が私に向かって、「やっばり、言わなきゃいけないよね」「う―ん、やっぱり怖い」って言い始めた。

 「認知症全体の2割って言われているレビー小体型という病気をあれこれ説明したところで、そんなにわかってもらえるものだろうか」って思って、ケアマネジャーさんに相談したら、「細かいことは言わなくていいです。大ざっぱな病名と、『何かあったらよろしくお願いします』っていうことだけ言ってください」って、スパッと言ってくださったんです。「じゃ、そうします」ってことになりました。

 

https://www.dipex-j.org/dementia/topic/resource/tutaeru/584.html

(音声のみ)

 

前回は、

(K1645)「 認知症の語り 」(27)

http://kagayakiken.blogspot.com/2021/10/K1645.html

 

<出典>

「認知症の語り(115)」、NPO法人健康と病の語りディベックス・ジャパン、日本看護協会出版会

 https://www.dipex-j.org/dementia



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