前回(K0137)で、
「物質的に大切な物(家、車、…)」
「自然界で大切な物(水、空気、…)」「大切な活動(仕事、趣味、…)」
「大切な人(具体的な名前で)」
と四つ挙げた。
この中で「大切な活動」について述べる。
「大切な活動」は、三つの段階で重要な意味を持つ。
(1) 働き盛りの時
① 「仕事」が「大切な活動」の中心になっている人が多いが、そうでない人もいる② 「仕事」だけが「大切な活動」の人と、他の「大切な活動」も大切にしている人がいる
③ 「大切な活動」としては、「仕事」以外に、「家族・家庭生活」や「趣味」や「友達付き合い」や「ボランティア」などもある
(2) 引退してまだ健康な期間
① それまでの「仕事」がなくなる② 「仕事」のみが「大切な活動」だった人は、「大切な活動」が無くなってしまうので、苦労する。新たな「大切な活動」を見つけ・実現できなかった人は、危機に陥る
③ 「仕事」以外にも「大切な活動」のあった人~「ワーク・ライフ・バランス」(仕事と生活の調和)のとれていた人~は、スムーズに移行しやすい
(3) 加齢により健康が損なわれたとき
① 健康でないとできない「大切な活動」は、失われる
生涯にわたって充実した人生を送るには、
① 「大切な活動」が、重要である
② 「大切な活動」を、人生の段階に沿って切り替えていく。そのための準備も必要である③ 「大切な活動」は、与えてもらえない。自分で構想し、創っていくものである
(現役時代の仕事は、むこうからやって来る)
0 件のコメント:
コメントを投稿