(K0321) 〔目的〕と〔活動〕の整合性 ／自治会長奮闘記(8) ＜地域の再構築＞

先に書いた

(K0319)　 自治会規約に基づいた活動方針　／自治会長奮闘記(7)　＜地域の再構築＞

http://kagayakiken.blogspot.jp/2018/03/k0319-7.html

から再録する。

 

＝＝＝＝＝　引用はじめ

第４条  〔自治会活動の目的〕
１ 本会は、●町●丁目住民相互の連絡・連携・協力を図り、福祉の増進と安全・安心で清潔なまちづくりを目指すと共に、住民相互や自治会運営係者の親睦を図ることを目的とする。

第５条  〔自治会の活動と経費・報酬〕

１ 本会は、前条の目的を達成するため、次の事項に関する活動を行う。
１)　防犯、衛生、清掃及び厚生に関する事項
２)　行政協力に関する事項
３)　その他、本会の目的達成に必要と認める事項。
＝＝＝＝＝　引用おわり
 
 

〔目的〕と〔活動〕との間に整合性が無い

・      〔目的〕に「福祉の増進」とあるが〔活動〕にはなく、〔活動〕に「厚生」があるが〔目的〕にはない

・      「安全・安心で清潔な」は目指したい姿であるが、「福祉の増進」は手段である
 

・      そこで、下記のように対応させる。その結果、整合性がとれるようになる

　　　〔目的〕　　と　　〔活動〕

－－－－－－－－－－－－－－－－
　　　安全・安心で　　～　防犯
　　　清潔で、　　　　～　衛生・清掃
　　　暮らしやすい　　～　福祉　　　　　　（位置も変更する）
 
 

【ご参考】

＝＝＝＝＝
厚生・・・生活を豊かにすること。身体を大切にすること。
福祉・・・人々が満足するような良い生活環境。
ほぼ同じ意味で「福祉・厚生」と対で使われることも多いです。
＝＝＝＝＝
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11125553991

いただいた原稿案の中に「高齢者の把握と日常生活の気配り」という表現があるが、これが「福祉」と考えてよいだろう。

 

書き直し後

＝＝＝＝＝　引用はじめ

第４条  〔自治会活動の目的〕　
１ 本会は、●町●丁目住民相互の連絡・連携・協力を図り、安全・安心で、清潔で、暮らしやすいまちづくりを目指すと共に、住民相互の親睦を図ることを目的とする。

第５条  〔自治会の活動と経費・報酬〕

１ 本会は、前条の目的を達成するため、次の事項に関する活動を行う。
１)　防犯、衛生・清掃及び福祉に関する事項
２)　行政協力に関する事項
３)　その他、本会の目的達成に必要と認める事項。
＝＝＝＝＝　引用おわり
 

これで、整合性が取れるようになった。