2018年3月27日火曜日

(K0330) 「長寿リスク」対策「トンチン年金」 <高齢期の家庭経済>

 
 若い時は「短命リスク」、年をとったら「長寿リスク」だと思う。
 

===== 引用はじめ
 介護施設に入居される際には、入居料を公的年金に加えてご自分で蓄えた資金を活用して支払われる方が多いようです。ところが、長生きによって蓄えが底をつき、入居料が払えなくなり、退去せざるをえなくなる方がいらっしゃるというお話を聞くようになりました。自分が何歳まで生きるかわからない。長生きがまさにリスクとなっているのです。
===== 引用おわり
 
 【(年間支出-年間収入)×余命】が【ある時点の蓄え】より大きくなったら、破産する。つまり、余命が長くなるリスク、「長寿リスク」というものが存在する。「短命リスク」もあることはある。夫の年金で暮らしていた妻にとって、夫が死ぬと年金が遺族年金になって減額されるというリスクもあるが、「長寿リスク」の方が大きいだろう。
 



===== 引用はじめ
 --長生きすればするほど受取額が増える「トンチン年金」が注目を集めている
 田村氏(*) 「100歳時代年金」は、解約返戻金を抑えることでより多くの年金を受け取ることができるようにした、いわゆるトンチン年金です。「長寿年金保険」と「終身生活介護年金保険」をセットにすることで、生涯にわたって年金を受け取れる仕組みです。
===== 引用おわり
(*) 太陽生命保険 取締役常務執行役員 田村泰朗氏
 


トンチン年金とは、何か。
 
===== 引用はじめ
  「トンチン」とは17世紀にイタリアのロレンツォ・トンティ氏が考え出したとされる「トンチン年金」に由来する。ごく簡単に言うと、年金保険への加入者が亡くなったとき、その遺族に対する保険金などは支払わず、その分は生きている他の加入者の年金原資に回すという仕組みだ。このため加入者は長生きするほど、多くの年金を受け取れるようになる。逆に年金を受け取る前に亡くなれば、保険料は掛け捨てだ。
===== 引用おわり
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO07186850T10C16A9945M01?channel=DF280120166591
添付図は、このサイトより。
 

出典
「年金と介護保障をセットで提供」「太陽生命保険 長寿への備え」、
【100歳時代プロジェクト・パートナー企業分科会】、
産経新聞(2018/03/14)
 
太陽生命保険 長寿への備え 年金と介護保障をセットで提供
http://www.sankei.com/life/news/180322/lif1803220025-n1.html


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