【 Z世代 ・ 投票率 】選挙制度の変更という特殊事情があるが、明らかに流れが変わっている。政治離れが続いていた若者の傾向が、節目を迎えている。いまだ小さな変化だが、今後、Z世代が政治にどのように関与していくか、注目したい
国政選挙の年代別投票率は、平成29年(2017年)10月に行われた第48回衆議院議員総選挙では、10歳代が40.49%、20歳代が33.85%、30歳代が44.75%となっています。(全年代を通じた投票率は53.68%)
また、令和元年(2019年)7月に行われた第25回参議院議員通常選挙では、10歳代が32.28%、20歳代が30.96%、30歳代が38.78%となっています。(全年代を通じた投票率は48.80%)
https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/nendaibetu/
投票率が、年齢が低いほど低くなることが知られているが、10歳代の投票率が20歳代より高いことに注目したい。2017年に18,19歳は1998,1999年生まれ、2019年に18,19歳は、2000,2001年生まれである。1995-2010年生まれがZ世代なので、まさにZ世代の若者である。
また、速報によれば、総務省は2021年11月2日、第49回衆議院議員総選挙の18歳・19歳の投票状況(速報)を発表した。抽出調査の結果、18歳が51.14%、19歳が35.04%、全体では43.01%となり、前回の2017年衆院選の投票率を上回った。
https://resemom.jp/article/2021/11/05/64237.html
2021年に18,19歳は2002,2003年生まれで、Z世代である。
選挙制度の変更(2015年に公職選挙法が改正され、投票できるのが20歳以上から18歳以上に引き下げられた)という特殊事情があるが、明らかに流れが変わっている。政治離れが続いていた若者の傾向が、節目を迎えている。いまだ小さな変化だが、今後、Z世代が政治にどのように関与していくか、注目したい。
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