2022年1月25日火曜日

(K1682)「 認知症の語り 」(31)

 【 認知症 ・ 語り 】家族会は60代の方がメインなので、若年性認知症の家族をもつ人が話をできる同世代の人がいない。分類: 【介護者32】【介護の実際と社会資源の活用】【家族会・患者会に参加する】【家族会】


 家族会は60代の方がメインなので、若年性認知症の家族をもつ人が話をできる同世代の人がいない。

 

 皆さん、やっぱり誰かに話を聞いてほしいし、誰かと話したくて家族の会に行くんですけど―― やっぱりそこは60代がメインらしいんです。

 そこに(30代の)自分が行くと、その人たちの娘や息子ぐらいの年齢なので、諭されちゃうみたいなことがあって、全然しゃべれない。

 だからといって、同世代の友だちにしゃべったら、何か辛気くさいというか……。被害妄想なのかもしれないけど、みんなはいろんな楽しそうな話をするのに、うちは「父さんのおむつが……」なんて、やっぱ言えない。

 なので、若年性認知症の家族をもつ人は、ストレスをため込んでしまっている人が多いですね。

 

https://www.dipex-j.org/dementia/topic/resource/kanjakai/545.html

テキストのみ。

 

前回は、

(K1673)「 認知症の語り 」(30)

http://kagayakiken.blogspot.com/2022/01/K1673.html

 

<出典>

「認知症の語り(177)」、NPO法人健康と病の語りディベックス・ジャパン、日本看護協会出版会

https://www.dipex-j.org/dementia/



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