2022年1月1日土曜日

(K1659) 長く生かす医療、残された時間をよいものにする医療(A)

 【 残された時間 ・ 医療 】腸閉塞のために口から食べることができませんでしたが、中心静脈栄養(太い血管にカテーテルを入れ高カロリー輸液をする)をせず、皮下点滴のみで帰ってこられました。退院して5週目に亡くなられました。


全体構成

(A)     起こったこと  ←← 今回

(B)     お子様の不満

(C)     医師の考え

 

 

(A)     起こったこと

 今回の患者さんは70代女性。胃全摘術後の方です。手術の翌年から吐き気が出て、腸閉塞で入院されました。 … 積極的治療が無理な状態でした。 … 病院の緩和ケア病棟を見学に行ったこの方は、自宅療養を強く希望されました。

 入院して半月ほどでご自宅に戻られました。このとき、腸閉塞のために口から食べることができませんでしたが、中心静脈栄養(太い血管にカテーテルを入れ高カロリー輸液をする)をせず、皮下点滴のみで帰ってこられました。カロリーはほとんど入らず、数日の余命と考えられました。結果的にこの方は退院して5週目に亡くなられました。

 

 

<出典>

【タイトル】 残された時間 よい時間に

【新聞】 産経新聞(2021/12/25) 在宅善哉

【発信者】 尾崎容子



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