ただ長生きするだけでなく、私たちが望むのは、
なくなる直前まで元気に活動するピンピンコロリ(PPK)の人生であり、
不幸にして長期の寝たきりになって亡くなるネンネンコロリ(NNK)ではないでしょう。
===== 再録おわり
どんなに頑張っても、ネンネンコロリ(NNK)の可能性をゼロにすることはできない。
しかし、できることもある。
(1) ネンネンコロリ(NNK)の可能性を低くすること
(2) ネンネンコロリ(NNK)になっても、できるだけ輝いて生きること
その為には、事前の準備が必要だし、
ネンネンコロリ(NNK)になってからの努力も必要だ。
では、どういう準備で、どういう努力なのか。
「一次予防」「二次予防」「三次予防」という考え方が役に立ちそうだ。
===== 引用はじめ
・ 医学の中で、病気になったら治すという「治療医学」に対して、病気にならないように予防する「予防医学」があります。一次予防、二次予防、三次予防は、「予防医学」から出てきている言葉です。
・ 「予防医学」では、病気を予防するだけでなく、より広い意味で、疾病予防、障害予防、寿命の延長、身体的・精神的健康の増進を目的としています。
・ 病気を未然に防ぐだけではなく、病気の進展を遅らせること、再発を防止することも予防であるとされています。
===== 引用おわり
一次予防、二次予防、三次予防をもう少し具体的に書くと、
・ 第一次予防 (健康増進・疾病予防・ 特殊予防)
生活習慣の改善、生活環境の改善、健康教育による健康増進を図り、予防接種による疾病の発生予防、事故防止による傷害の発生を予防すること
・ 第二次予防 (早期発見・早期対処・適切な医療と合併症対策)
発生した疾病や障害を検診などにより早期に発見し、早期に治療や保健指導などの対策を行ない、疾病や傷害の重症化を予防すること
・ 第三次予防 (リハビリテーション)
治療の過程において保健指導やリハビリテーション等による機能回復を図るなど、社会復帰を支援し、再発を予防すること
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