与謝野氏が亡くなった。
写真は、このサイトより。「2011年2月9日、インタビューに答える与謝野馨氏=東京・内閣府(緑川真実撮影)」
「右足の付け根の腫れが、悪性のリンパ腫と診断されたのは昭和52年、39歳の時だった。医学書で調べると、「余命2年」とあった。」「それから直腸、前立腺、下咽頭…、78歳で亡くなるまで、4つのがんと3度の再発を経験している。」
===== 引用はじめ
▼もっとも与謝野氏にとって、がんはけっして仕事の足かせにはならなかった。「政界屈指の政策通」を見込まれて、主要閣僚や自民党の要職を歴任してきた。囲碁や物理学、カメラ、クラシック鑑賞と趣味も多彩である。
▼病気に屈することなく、常人の何倍も充実した人生を送ってきた。その秘密はなんだろう。政治家としての忙しい毎日が、「『患者であることに一所懸命にならずに済む』最善の環境だった」。がんとの長年の共生生活をつづった『全身がん政治家』(文芸春秋)に、こんな記述がある。
===== おわり
産経抄、産経新聞(2017/05/26)http://www.sankei.com/column/news/170526/clm1705260003-n1.html
がん患者 誰もが与謝野氏のように生きられるわけではない。
しかし、与謝野氏のように生きた人がいるという事実は、希望になる。
希望があると、力が湧いてくる。
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