===== 引用はじめ
振動を感知するセンサーを冷蔵庫やトイレの扉などに貼り付け、開け閉めを通知することで、遠方の親族が一人暮らしの高齢者を“見守る”ことができるサービスの実証実験を、大阪府住宅供給公社(大阪市)が始める。
===== 引用おわり
(1) システムの考え方
(2) システムの特徴(3) システムの利用価格
(4) システムの要素技術
【展開】
(1) システムの考え方
例えば冷蔵庫の扉にセンサーをつけ、開閉するとその通知がシグフォックスのネットワークを使って、あらかじめ登録してある親族に届く。逆に、開閉が24時間ないときにも通知が届き、「何か異変があった可能性があることが親族に伝わる」(公社)。
(2) システムの特徴
“大がかり”な見守りサービスでないところが、逆に高齢者や見守る親族にとって、心理的な負担が少ない一面もあるという。
「高齢の入居者にとっては、24時間監視されているような見守りサービスは歓迎されない。見守る親族の側も、気楽に通知を受け取ることができる」と公社の担当者。
(3) システムの利用価格
低コストでインフラが整備でき、今回のサービスでも、小さなセンサーと5年間の通信料込みで9800円(税別)。月額にすると、利用者の負担は163円になる計算だ。
(4) システムの要素技術
見守りサービスは、振動センサーと、ネットワーク・シグフォックスを使う
①
振動センサー
ITベンチャー企業「VALUECARE(ヴァリューケア」=東京都中野区=が開発したものである。
②
Sigfox(シグフォックス)
京セラコミュニケーションシステム(京都市伏見区)が国内展開しているIoT(モノとインターネット)のネットワークである。シグフォックスは、LPWA(低消費電力・長距離通信)の規格の一つで、Wi-Fiなどのインターネット環境がなくても機器をインターネットにつなげられる。
<出典>
振動感知で高齢者見守り 扉にセンサー -> 開け閉め通知産経新聞(2018/08/22)
小さく安価なセンサーで一人暮らし高齢者を“大きく見守り” 大阪府住宅供給公社が堺で実証実験
https://www.sankei.com/west/news/180822/wst1808220038-n1.html
添付写真は、このサイトからの転載。
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