2018年9月23日日曜日

(K0508)  神戸市「総合事業」のシステム設計 <介護>

 
 「総合事業(介護予防・日常生活支援総合事業) 訪問型サービス」で受けられるサービス内容としては、三つの塊があります。
 
A= 身体介護  :食事・排泄の介助、清拭・入浴・身体整容など
B= 生活援助  :清掃・ゴミ出し、洗濯、一般的な調理・配下膳など
C= その他援助 :花木の水やり、ペットの世話、話し相手など
 


 「訪問型サービス」としては、「介護予防訪問サービス」「生活支援訪問サービス」「住民主体訪問サービス」があります。
 

 次のように整理すると、わかりやすいと思います。
 
  「介護予防訪問サービス」 = A+B
  「生活支援訪問サービス」 =   B
  「住民主体訪問サービス」 =   B+C
 


 次のような手順で選ぶことも考えられます。

  「生活援助」を希望するなら、「訪問型サービス」から選ぶ。その中でも、
  「生活援助」だけでよいなら「生活支援訪問サービス」、
  「身体介護」が必要なら「介護予防訪問サービス」
  「その他援助」が必要なら「住民主体訪問サービス」

を選ぶ。
 

 次のようにも言えるでしょう。

  「介護予防サービス」をAとBに分割して、
  Bのみを残したものが「生活支援サービス」(ヘルパーでなくてもできる)、
  それにCを加えたものが「住民主体訪問サービス」(介護保険ではできないが要望が多い)
になります。
 

 費用としては、B(生活援助)はA(身体介護)の8割が目安。C(その他援助)は実施するNPO法人等が設定するので、直接問い合わせてください。
 


<出典>
「神戸市生活支援訪問サービス 従事者養成研修テキスト」 「第2章 生活支援訪問サービスの職務の理解」


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