2018年9月28日金曜日

(K0515)  特殊詐欺対策 <見守り>

 
===== 引用はじめ
 府警は1~7月に認知したオレオレ詐欺の傾向を分析。被害者438人のうち65歳以上は434人で、実に99・1%を占めた。このうち369人(85・0%)が女性で、「高齢女性」が詐欺グループの標的となっている実情が浮き彫りとなった。
 府警の清水一彦特殊詐欺対策官は「70~80代は判断能力の衰えが心配され、社会との接点も少なくなりがちで、詐欺の手口に疎いかもしれない。被害に遭いやすい世代に絞った対策が必要だ」と話す。
===== 引用おわり
 
 「社会との接点も少なくなりがちで、詐欺の手口に疎いかもしれない」という部分が大切だと思います。誰かが傍にいると、たとえ詐欺にあっても、途中で止められるチャンスが出てきます。一人でいると、何年も騙され続けることも起こってしまうでしょう。
 


===== 引用はじめ
 東京都新宿区は8月、65歳以上の区民の住所、氏名、生年について、管轄の4警察署に提供する覚書を締結した。区条例は個人情報の外部提供を禁止しているが、区が必要性を認めた場合は例外としている。同区によると、こうした取り決めは東京23区では初めてという。

 大阪府内でも同月、門真市が府警門真署と覚書を締結。75歳以上の一人暮らしの市民約7200人について住所、氏名、生年月日、性別の情報を共有。今月から署員が戸別訪問して注意を促している。
===== 引用おわり
 
 「今月から署員が戸別訪問して注意を促している。」という部分が大切だと思います。注意を促してもらうことも役に立つし、何かあった時に相談しやすくなるのもありがたい。むしろ、その家に署員が出入りしていることを見せつける効果は大きいと思います。
 


===== 引用はじめ
 区は65歳以上の全住民約6万7千人に情報提供を告知する文書を送付。拒否の申し出があった区民については対象外とした。
===== 引用おわり
 
 私なら、登録して見守ってほしいです。それを拒否する人がいます。それは個人の自由だが、そういう人に限って、詐欺にあったら騒ぎ立て、誰かに弁済してほしいと訴えるのではないかと想像するのは、偏見でしょうか。
 
 何事にも、良いことがあれば悪いこともある。良いことだけ取り入れようとしても、なかなかうまくいかないことが多いでしょう。
 

<出典>
特殊詐欺対策   警察と高齢者名簿共有
産経新聞(2018/09/20 夕刊)
 
特殊詐欺対策で高齢者の個人情報共有へ…大阪府警は門真市と初の覚書
https://www.sankei.com/west/news/180920/wst1809200031-n1.html




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