===== 引用はじめ
「認知症の人と家族の会」への電話相談は、平日午前10時~午後3時、フリーダイヤル0120・294・456。
===== 引用おわり
ここにかかってきた電話件数の分析
(1) 1日当たりの件数
①
昨年度の相談件数は、2788件です。
②
受付日数は238日でしたから、③ 1日に12件弱。
(2) 都道府県別
47都道府県すべてからかかってきていますが、
やはり、①東京、②大阪、③千葉、④神奈川、⑤北海道など、おおむね人口に比例して相談件数も多くなっています。
(3) 男女比
相談者は、
①
男性が13%で、② 圧倒的に女性からの相談が多いのです。
しかし今や
①
男性介護者は30%以上もおられるのですから、もっと相談があっても良いはずです。相談下手なところも、男性による介護をさらに困難にさせているのかもしれないと思います。
(4) 誰についての相談か
誰についての相談が多いかというと、
①
一番は実父母についてで66%。
②
次いで義父母で13%、③ 配偶者が11%で、
この三者で90%を占めます。
昭和56年の調査では、
①
実父母は25%程度で、② 義父母が40%近かったことを思うと、
介護者の様変わり-つまり子供の介護が増え、嫁の介護が減ったこと-がうかがえます。
<出典>
減ってきた嫁の介護【高見国生の認知症だより(39)】 産経新聞(2018/08/29)
介護者の様変わり-減ってきた嫁の介護
https://www.sankei.com/west/news/180917/wst1809170001-n1.html
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