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訪間薬剤管理指導は、医療・介護保険制度のひとつ。薬剤師が薬を自宅に配達し、残薬などを調べて服薬状況を把握。適切に服薬できるように工夫・指導する。l~3割の自己負担額が発生。「一包化」も薬剤師に頼める
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「一包化」とは、薬をひとまとめにすること
● 服薬(2) … どうすればよいか
1.
連携する
服薬が困難だからといって、介護者が全面的に管理するのは適切ではありません。できるうちはなるべく本人に服薬させ、周囲の人がサポートしていきましょう。
2.
各々の役割
2.1. 医師
① 症状・本人の状態に合わせた薬を選択する
2.2. 薬剤師
① 薬の情報を提供する
② 薬の提供方法を変える
③ 訪問薬剤管理指導をする
2.3. 家族・介護者
① 服薬ボックスやお薬カレンダーを利用する
② 薬の意味を医師や薬剤師に確認する
③ 電話やメモで確認する
④ 服薬の促し方飲ませ方を工夫する
認知症の人には、メモや張り紙で服薬を何度も確認させる方法が有効
3.
介護・家族の立場からの関わり方
3.1. 医師
服用を嫌がる場合は、医師に相談し、必要な薬のみに絞ったり、剤型を軟膏などに替えてもらったりする
3.2. 薬剤師
薬剤師は服薬におけるキーパーソン
薬の疑問点や変更の要望は、薬剤師を通じて医師に伝えてもよい
薬をひとまとめにする「―包化」も薬剤師に頼める。ただし、自己負担金がやや増える
<出典>
杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」
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