2020年8月12日水曜日

(K1199) (入浴の拒否)お風呂場でけがをしそうでいやだ(2) / 認知症の人の不可解な行動(28) <認知症>



☆☆
「衣類を脱ぐ→髪を洗う→体を洗う→浴槽に入る→体を拭く→衣類を着る」以上の一連の動作がわからず、難しいと感じるようになる。そんな自分の姿を家族に見せたくないと感じてしまいお風呂に入りたがらなくなる
☆☆

 (入浴の拒否)お風呂場でけがをしそうでいやだ

<してはいけないこと>
「不潔」「臭い」と責める
 言葉のネガティブなイメージだけ受け取り、ますます入浴を嫌がる。

  入浴の方法を変えてみる

 本人が入浴したくなるような配慮を試してみます。一度プロに任せると、気持ちよくて入浴を受け入れるようになることもあります。

<配慮するとよいこと>
  機嫌がよいときを見計らう
 時間にこだわらない。風呂あがりに楽しみなことを用意するのもよい。
  入浴介助を利用する
 介護保険の入浴介助には、①自宅にスタッフを呼ぶ、②専用の浴槽を持ち込む、③デイサービスで入浴するなとの方法がある。
  洗髪や足湯から始める
 部屋で服を脱がずにできる。気持ちよくなれば、風呂に誘導することもできる。
  慣れるまで下着姿のまま入浴する
 認知症でも、知らない人の前で裸になることに抵抗感をもつ。

<出典>
杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」

添付図は、以下より
「意外と多い、認知症による入浴拒否



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