2020年8月20日木曜日

(K1206)  緑茶を飲めば、糖尿病・がん・認知症の予防になる <体の健康>



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緑茶を1日2~3杯以上飲む人は、1杯未満の人に比べて糖尿病発症リスクが約30%少ないことが分かった。さらに肥満者では約60%、“糖尿病予備軍”ともいわれる境界型糖尿病では約40%も低かった
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 二宮氏によると、対象者を平成19年から7年間、追跡調査した結果、緑茶を1日2~3杯以上飲む人は、1杯未満の人に比べて糖尿病発症リスクが約30%少ないことが分かった。さらに肥満者では約60%、“糖尿病予備軍”ともいわれる境界型糖尿病では約40%も低かった。

 これまでの同研究で、糖尿病患者のがん死亡率が健常者の約2倍になることや、糖尿病罹患(りかん)歴の長い人ほど認知症になりやすいことも分かっている。このため、二宮氏は「糖尿病予防は、がんや認知症予防にもつながる。緑茶のうま味を感じながら、バランスの良い食事をとることが大切」としている。

 緑茶のうま味、テアニンをより感じる飲み方としてお勧めなのが、水出し緑茶だ。日本茶業中央会の中島仁三(ひとみ)専務理事は「苦味や渋味が少なく、うま味の強いお茶になる」とする。ティーパックやフィルターインボトルなどに茶葉を入れ水を注ぎ、冷蔵庫で一晩置けばよく、急須も不要だ。

<出典>
暑い夏に水出し緑茶 糖尿病、認知症予防に効果
【100歳時代プロジェクト】 産経新聞(2020/08/20)




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