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ある状況に対してある何者かが湧きおこる。肉食獣が近づいてきたときに小動物に起きることと、刃物を持った人が近づいてきたときに私たちの中で起こることには、共通性がありそうだ。「死を怖がっている」のか?
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人は死を怖がる。それは何故か?
動物もまた、死を怖がるのか?
動物は間違いなく、生き延びようとするが、それは本能によるものだと思う。
「動物にも感情がある」という。確かに、動物も喜んだり、怒ったり、怖がったりするようにみえ、それゆえ、動物にも感情があるといわれると、そうかと思う。
ある状況に対して何者かが湧きおこる。肉食獣が近づいてきたときに小動物に起きることと、刃物を持った人が近づいてきたときに私たちの中で起こることには、共通性がありそうだ。そしてそれが生死にかかわる時、それを「死への恐怖」と名づけるのもよいだろう。
しかし、ここで取り上げた「動物もまた、死を怖がるのか?」という設問で、死を「概念の死」と限定した場合、動物は、死を怖がらないと思う。死という概念がないからである。
怖いから死を避けようとするのではなく、生を維持しようとして、死を避けようとしているのだと思う。つまり、本能のまま、動いている。
<出典>なし。オリジナル
添付は、
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