【 絆画 ・ 大村 順 】 絆画(きずなえ)とは。過去に亡くなられた方の「現在のお顔」を想像し、ご遺族と一緒に描きます。大切な人と生きていればきっといつか訪れるはずだった「未来(今)の思い出」を描き出します。
故人の癖や笑い方、生前の思い出を遺族から聞き取り、未来の姿を想像して描く―。こうした活動を続ける画家が名古屋市にいる。大村順さん(36)は「絆画(きずなえ)」の活動を続ける。似顔絵師だった。
「何げない会話の中でふとしたエピソードを思い出すこともあるから」と、遺族の元を訪れ、2~3時間かけてじっくり話を聞くのが“大村流”だ。
三重県四日市市の大村利香さん(62)は、 … 親子で楽しみにしていた成人式を迎えられず、「振り袖姿の娘が見たい」と絆画を依頼。大好きだった東京ディズニーランド(千葉県)で青いバラに囲まれ、凛とたたずむ姿に、利香さんは「思わず『きれい』と声が出て、涙があふれ出てきた」と振り返る。
<その他参考URL>
絆画
<出典>
【新聞】産経新聞(2021/10/03)
【タイトル】故人の未来 絵でかなえる
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