2021年10月3日日曜日

(K1616) 生前の様子は描けないけど、未来の姿なら想像して描ける

 【 絆画 ・ 大村 順 】 絆画(きずなえ)とは。過去に亡くなられた方の「現在のお顔」を想像し、ご遺族と一緒に描きます。大切な人と生きていればきっといつか訪れるはずだった「未来(今)の思い出」を描き出します。


 故人の癖や笑い方、生前の思い出を遺族から聞き取り、未来の姿を想像して描く―。こうした活動を続ける画家が名古屋市にいる。大村順さん(36)は「絆画(きずなえ)」の活動を続ける。似顔絵師だった。

 「何げない会話の中でふとしたエピソードを思い出すこともあるから」と、遺族の元を訪れ、23時間かけてじっくり話を聞くのが“大村流”だ。

 三重県四日市市の大村利香さん(62)は、 … 親子で楽しみにしていた成人式を迎えられず、「振り袖姿の娘が見たい」と絆画を依頼。大好きだった東京ディズニーランド(千葉県)で青いバラに囲まれ、凛とたたずむ姿に、利香さんは「思わず『きれい』と声が出て、涙があふれ出てきた」と振り返る。

 

<その他参考URL> 

絆画

https://www.kizunae.jp/

 

<出典>

【新聞】産経新聞(2021/10/03)

【タイトル】故人の未来 絵でかなえる



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