「床ずれは、靴ずれのようなものですぐ治る」ではありません。重症化すると死に至る可能性があります。その怖さは、見れば素人でもよく分かります。私も直接見たことがあります。ショックを受けました。百聞は一見にしかずです。
写真を添付しようと思ったのですが、ショックを受ける人がいると思うので控えます。「私は大丈夫、見ておきたい」という方は、次のサイトから確認して下さい。
https://www.almediaweb.jp/pressureulcer/maruwakari/part2/01.html
===== 引用はじめ
寝たきりなどによって、体重で圧迫される場所の血流が悪くなったり、滞ったりして、傷になる「褥瘡(じょくそう)」。一般的に「床ずれ」といわれる症状が、超高齢化社会となる中、問題となっている。重症化すると死に至る可能性があるだけではなく、傷の見た目から患者本人や家族が受けるショックも大きい。医療施設には充実した対策が求められるが、ケアにあたる家族らも心に留めておくことがありそうだ。(加藤園子)===== 引用おわり
病院や施設に入っていても、安心できません。家族を守りましょう。
===== 引用はじめ
そもそも瀬之口さんが入院したのは病気が完治し、リハビリを受けるため。裁判の記録では、入院約3カ月で床ずれが発症、それから約2カ月で重度に悪化した。しかし、小松さんが父の背中を偶然見るまで、家族に床ずれの存在は知らされていなかった。
知った後もマットレスの硬さなどを疑問に思ったが、“よい患者家族”でいようと、しばらくは控えめにしか意見を伝えられなかった。「床ずれの怖さを知っていれば遠慮せず病院と話ができた」と振り返る。
裁判は床ずれの予防と適切な治療を怠ったとして、法人に約660万円の賠償を命じる判決が最高裁で確定した。
===== 引用おわり
「死因は感染症の敗血症だった。小松さんは床ずれの予防と治療で過失があったとして」訴えた裁判で、それが認められました。「床ずれの予防と治療で過失」がなければ、健康な状態で退院できたかもしれません。
<出典>
床ずれ 重症化は死の危険 / 家族「怖さ知っていれば…」産経新聞(2019/05/28)
床ずれ、重症化は死の危険 家族「怖さ知っていれば…」
https://www.sankei.com/life/news/190528/lif1905280012-n1.html
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