(K0781)からの続き
「A or
B」ではなく、「A and/or B」と書いた。ここで、
A)
存在感をもってもらうB) 存在感のないまま受け入れる
この「A and/or B」の対立軸は、「neither A nor B」である。「AでもBでもない」
明石の老人ホームでの孤独死に戻る。
世間では、見守りに関心が向かっている。必要なことではあるが、本質ではない。本質は、「存在感」の無くなった老人に、最期まで尊厳をもって生きてもらうにはどうすればよいか、だと思う。
ここで、見守りばかりを考えそれで良しとしたら、「AでもBでもない」に陥ってしまう。「存在感」のなくなった老人を放置してしまうことになる。
スッキリした答えはない。でも、「A and/or B」で悩み、どうすればよいか試行錯誤で働きかける。そして、その間、孤独死しないように「見守る」。
狭い意味で「見守る」は、一日一回様子を見るとか、センサーをとり着けたりするレベル。広い意味で「見守る」は、本人の「存在感」によりそいながら、異変があったら早急に発見し対処すること。
狭い意味での「見守る」にとどまらず、広い意味での「見守る」まで踏み込めたら、その時こそ、パーノリ・イン明石が名実ともに「高級老人ホーム」と認められると私は思う。
このシリーズ終わり
<関連>
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イラストは、以下より転載
https://www.minnanokaigo.com/guide/cost/roujinhome/kaigotsuki/
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