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まず、排泄のリズムを観察し、できるだけトイレで排便してもらうようにします。また、未然に防げなくても、介護用具などを利用し、介護者の負担をできるだけ軽くすることが重要です。ペット用シートや防水シート等
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(弄便)ズボンがモゾモゾするから取り出した(2) ~ どうすればよいか
● 不快に思うのは本人も同じ
便を弄ぶ行為は、便を便と認識できなくて起こります。家族や介護者はその光景に不快感を抱きますが、本人も不快であるために行っているのです。
<配慮するとよいこと>
● 心理: 便を便と認識できない
認知症が進行すると、嗅覚や味覚も衰え、排泄物が不潔なものだと認識できなくなります。
● 対応: 清潔にする
とにかくすぐ清掃する。本人にはシャワー浴で心地よくなってもらう。茶殻やコーヒー殻を置くと消臭剤がわりになる。
● 対策: 観察する
弄便するとき、何を不快に感じているのか、困っているのがわかると対策がたてやすい。
● 医師に相談も
最近は排泄ケアの認定看護師や排泄機能指導士という専門家もいる。排泄リズムを薬で調整することもある。
<出典>
杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」
添付図は、
https://info.ninchisho.net/symptom/s60
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