2020年10月17日土曜日

(K1266)  眠ってばかりの状態から旅立つこと(2) <臨死期>

 ☆☆

「何かしてあげたい」を満たす:「手足をやさしくマッサージする」「患者さんのお気に入りの音楽を流す」「いつものようにご家族で普段のお話しをされる」「唇を水や好きな飲み物などでやさしくしめらせてあげる」

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 亡くなる1週間前ぐらいになると、食べたり飲んだりすることが減りむせやすくなります。おしっこが少なくなります。だんだんと眠っている時間が長くなり、夢と現実をいったりきたりするようなつじつまが合わないことを言ったり、布団を蹴飛ばしたり、服を脱いだりしたりという行動がたびたびみられるようになります。これを終末期せん妄と言います。せん妄は80%ぐらいの方で見られます。予め知っていないと「痛みで苦しんでいる」と誤認してしまう可能性が高い症状です。

 

 患者さんが休まれているときも、こんなことをしてあげてください。

  手足をやさしくマッサージする

  患者さんのお気に入りの音楽を流す

  いつものようにご家族で普段のお話しをされる

  唇を水や好きな飲み物などでやさしくしめらせてあげる

 

<出典>

旅立ちが近づいてきたら / Welcome to 佐野内科ハートクリニック

https://heart-clinic.jp/%E5%9C%A8%E5%AE%85%E8%A8%BA%E7%99%82/




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