2020年10月25日日曜日

(K1274)  眠ってばかりの状態から旅立つこと(4) <臨死期>

 ☆☆

医療に預けるかどうか。「本人はどう生きたいか」と利用者の意向に立ち戻って考えるとよいでしょう。例えば、「点滴で生き続ける状態を本人は望むか」「針が刺さっている状態が本人にとって快適か」といった視点

☆☆

 

 点滴は? 納得と安心

 点滴や経管栄養などは、ある時期を乗り越えれば、再び状態が良くなる場合に行われる治療であって、終末期における点滴は、医学的効果は限定的です。点滴をする場合は、1500mlぐらいがひとつの目安です。過度に用いれば、むくみを助長し、かえって苦痛の原因になることもあるのに気をつけなければいけません。口を濡らす、氷片の利用などの対応でもいいかもしれません。なにも食べれないのを見るに見かねて・・・家族の納得と安心のために期間を限定して点滴を行いながら、家族の思いに沿うようにします。

 

<出典>

旅立ちが近づいてきたら / Welcome to 佐野内科ハートクリニック

https://heart-clinic.jp/%E5%9C%A8%E5%AE%85%E8%A8%BA%E7%99%82/

 

 添付図は、

https://recrea.jp/reading/9493/



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