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鏡や人形に向かって、穏やかに話をしている場合は、そのまま見守る。しかし、鏡に向かって怒りだしたり、攻撃的になったりする場合は、声をかけて気をそらし、怪我のないよう、鏡のみえないところに移動させる
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(鏡現象・人形現象)懐かしい人と楽しくおしゃべり(2) ~ どうすればよいか
● 本人の世界を受け入れる
鏡現象も人形現象も、認知症がある程度進行してから出てきます。どちらも奇妙に思えますが、本人にとっては、孤独を埋めたり、生きがいを求めたりする意味のある行動なのです。
<配慮するとよいこと>
● 心理: 子育て時代など昔を思い出す
人形現象の多くは、子育てに通じる。生き生きとしていた時代に帰っていると考えられる。鏡現象は孤独や不安が背景にある場合も。
● 対応: 見守る
基本的に害のない現象。止めたり邪魔したりせず、少し離れて見守る。会話に日ごろの気持ちや不満が表れることもあるので、観察すとよい。
● 対策: 安心できる環境づくりをする
本人が安心できる場所を整えたり、人間関係での困リごとを解消する。
<出典>
杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」
添付図は、
認知症介護の相談㊳鏡に向って話す”鏡現象”の理由と対応策
https://ima.goo.ne.jp/mama/book/housoku021505/
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