2020年12月11日金曜日

(K1320)  介護サービスを利用中の人が有償ボランティアとして“働く”(3) ~ 社会と接点を <高齢期の仕事>

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【やすらぎの森 前原】3つの特徴。 ①千葉県初!有償ボランティア活動を取り入れたデイサービス!。 ②日本初!セブンイレブンとの提携!!。 ③ご自身の体調や気分に応じて決めて頂ける自由なプログラム

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 介護保険のデイサービスは、施設で昼食を取って入浴をして、アクティビティをするのが一般的だ。

 だが、「やすらぎの森 前原」の責任者、森重貴之さん(41)は、社会と接点のあるデイにしたいと積極的だ。理解してくれる企業を紹介され、認知症の人が働くことが実現した。

 

 「デイでは『帰りたい』と不安定になる人が、働いているときはスイッチが入ったようにきちんとする。身体機能も飛躍的に良くなった」と言う。

 

 “働く”といっても、高齢者らは今は接客には当たらない。しかし、いずれはできるようになるのが夢。コンビニに来店するのは地域の人が多いから、顔見知り同士で接客の遅さを許容したり、助けたりできるといい。「コンビニは社会のインフラ。全国どこでも高齢者のインフラになりえる」(森重さん)

 

目からうろこ

 

 介護職として15年の経験がある角谷さんも、“目からうろこ”の連続だ。「みんな心の底からの笑顔が出て、これが食べたいとか、あそこへ行きたいとか自己主張するようになった。何が起きるか分からない大変さはあるけれど、一度やったら(この活動は)やめられない」と仕事を楽しむ。

 

 セブン-イレブン船橋夏見1丁目店の江口大輔店長(41)も「最初は心配したが、皆さん、予想以上にできることがある。人手の少ない時間帯に一部でも任せられれば、スタッフは別の仕事に力を注げる。すごく助かっている」と協力的だ。

 

<出典>

介護でも“働く”を実現 社会と接点ある介護サービスに

【ゆうゆうLife】 産経新聞(2020/12/04

https://www.sankei.com/life/news/201204/lif2012040010-n1.html

 

添付図は、

https://thankscare.com/day-care/maehara/




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