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鬱病患者が増えている。65歳以上の高齢者では警戒して外出を控えているだけに一層心配だ。高齢者の鬱病は認知症との判別が難しく、発見や治療が遅れがちだが、早く気付くにはどうしたら良いのか。専門家に聞いた
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1.
若い人の鬱病と高齢者の鬱病は違う
「若い人の鬱病では悲哀感や無気力、考えることのおっくうさが特徴的だが、高齢者は体の不調と心の症状が合わせて表れる場合が多い」
2.
高齢者の鬱病の特徴
体のあちこちが痛む、めまいや立ちくらみがある、食欲が落ちたり吐き気がしたりする、多量の汗をかく―などだ。同時に、不安やいらだちの感情が高まるなど精神的に不安定になる。「心身の症状が互いに強め合うことになる」。
3.
高齢者では、鬱病と認知症を見分けるのが難しい
高齢者では持病を抱えていることも多く、症状から鬱病を見つけることは難しい。特に、認知症状と見分ることは容易ではない。鬱病なのに見かけ上、認知症のような症状が出る「仮性認知症」が知られている。
続く
<出典>
「高齢者の鬱病 気付いて」
産経新聞(2020/12/11)
添付図は、
「高齢者のうつ病とは?サインや症状、検査方法、治療法まとめ」
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_320.html
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