2018年5月5日土曜日

(K0370) 多重介護と更年期障害 西川ヘレンさん <介護>

 
 心に残った言葉 …… 家族全体が「一体化」していたからできなかった
 
===== 引用はじめ
 ヘレンさんは、介護していた親を、いったん施設へ預けるよう家族から提案されても、応じなかったという。理由を尋ねると、家族全体が「一体化」していたからできなかった ―― と話した。家族は一体…。深い愛情と責任感が強く伝わってきた。
===== 引用おわり
 

 西川ヘレンさんは、西川きよしさんの妻。きよしさんの両親と自身の母を献身的に介護し、それぞれ見送った。更年期障害に苦しみながら多重介護を抱え、途方に暮れた時期もあったという。
 


 介護していた当時を振り返ってみて思うことは
 
===== 引用はじめ
 自分が71歳になった今、思ったことをすぐその通りできなくなり、すごくじれったい。親たちもこういう気持ちだったんだろうな - と。お世話をされる側にも、はがゆく、つらい気持ちがあったんじゃないかと改めて思いますね。
===== 引用おわり
 
 
 介護中の方へおっしゃりたいことは

 
===== 引用はじめ
 頑張ってくださいとは言えない。もう頑張っておられるのでね。一人でため込まず、少しずつ息抜きを。できれば時々介護の場から離れて、気分を変えて、一呼吸して。近しい方に、胸の内をうまく伝えられたらと思います。
===== 引用おわり
 


<出典>
多重介護と更年期障害 西川ヘレンさん
産経新聞(2018/04/22)
添付写真は、この誌面より転載


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