2018年5月7日月曜日

(K0372)  オーラルフレイル <体の健康>

 
【項目】

(1)  オーラルフレイルとは

(2)  オーラルフレイルのリスク

(3)  オーラルフレイルのチェック

(4)  オーラルフレイル対策

   オーラルフレイル改善プログラム

   効果(改善事例)

 

【展開】

(1)  オーラルフレイルとは

===== 引用はじめ
 「オーラルフレイル」とは加齢で口の働きが衰えて、食事中にむせたり食べこぼしたりするうちに、食欲が落ちたり、滑舌が悪くなったりした状態のこと。

 一つ一つはささいな口の衰えでも、複数が重なり、そのままにしておくと心や体の健康にも大きく影響し、やがて要介護の身となるリスクを高めてしまう。
===== 引用おわり
 

(2)  オーラルフレイルのリスク

===== 引用はじめ
 … 65歳以上の介護を必要としない高齢者約2千人に滑舌や舌の力、かむ力など6項目で口腔(こうくう)機能の状態を調べ、約4年後に健康状態の追跡調査をした。
 その結果、3項目以上に該当し「オーラルフレイル」とされた人は、正常だった人よりも2・09倍も死亡リスクが高く、要介護になる危険度も2・35倍となった。
===== 引用おわり
 

(3)  オーラルフレイルのチェック

添付図参照
===== 引用はじめ
 マス目の得点の合計が4点以上だとオーラルフレイルの危険性が高い。
===== 引用おわり
 

(4)  オーラルフレイル対策

   オーラルフレイル改善プログラム

===== 引用はじめ
口や舌の筋肉のトレーニングを日課にする
  例えば、「マカト」「マキト」などと3つの無意味な音を連続で早口発声する訓練は、衰えると食べこぼしにつながる「口輪筋」などを鍛える。
  朝と夜、1日2回、5分間ガムをかむ咀嚼(そしゃく)の訓練もある。
===== 引用おわり


   効果(改善事例)

===== 引用はじめ
 トレーニング開始前と比べ、嚥下(えんげ)機能の検査結果が2倍以上改善。
 「以前は喉にひっかかった薬が飲みやすくなり、肉をかむのが楽になったし、散歩に出かける気力も出てきた。できる限りトレーニングを続けたい」と話す
===== 引用おわり
 



<出典>
口の機能の衰え、早めに防いで / オーラルフレイル
産経新聞(2018/05/02)
 
オーラルフレイル…口の機能の衰え、早めに防いで健康長寿
https://www.sankei.com/life/news/180420/lif1804200022-n1.html
添付図は、このサイトから転載


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