2018年5月19日土曜日

(K0382)  将来の認知症に備える(6)民事信託 <高齢期の家族経済>

 
 「将来の認知症に備える」の(2-1)(5)で、将来の認知症に備えるための仕組みについてみてきた。その中で、任意後見人と民事信託の二つが有望と思われる。任意後見人については(2-1)で書いた。民事信託の言葉はこれまでに何度もできて簡単に説明はしてきたが、全体像は示してこなかった。
 

 5月10日に、NPO法人福祉ネットワーク西須磨だんらんの「きょうようきょういくカフェ」で私が「民事信託の話」をしたときの資料を紹介する。7人の参加者は、わがこととして聞いていたようだった。意見や感想が飛び交って話が盛り上がった。2時間弱の限られた時間としては、かなり理解していただけたという手応えがあった。
https://drive.google.com/file/d/1FwvIkldELy9iDI-QyQec8ivitZtEXzaV/view?usp=sharing


 この資料のほとんどは、宮田総合法務事務所のホームページの内容を参照して作成している。いわば「くくり直し」をしたものである。正確を期すためには、引用元のホームページを参照することをお勧めする。
https://legalservice.jp/shintaku.html
 ただ、内容が豊富なので全体を読もうすると時間がかかる。そのダイジェスト版として、本Blog紹介資料を利用していただければと思う。
 

 「2.4 スキーム」は、私が作成した表である。その後改定した「民事信託スキーム整理表」を添付する。ホームページで紹介された事例を理解しようとするとき、この表に書き込みながら読んでいくと、わかりやすい。例えば、「3.具体的な家族信託・民事信託の3大活用事例」は、前出宮田総合法務事務所のホームページからの抜粋である。元のホームページには19の事例が紹介されている。その中から関心のある事例を選び、「民事信託スキーム整理表」に書き込んでいくと、理解が深まる。
 

 



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