前回、遺品整理は大変だという記事を紹介した。ならば、遺った人に迷惑をかけないためには生前整理が必要だという意識で目に留まった記事だが、どうやら生前整理は、先ずは自分のためにするもののようだ。
「生前整理」という考え方に注目が集まっている
===== 引用はじめ
孤独死が社会問題となり遺品整理のニーズが高まる中で、生きているうちに物心両面を整える「生前整理」という考え方に注目が集まっている。大阪を中心に講師として活躍する女性は、がんと闘いながら各地をめぐっているという。「死と向き合ったからこそ、伝えられることがある」。後悔なく今を生きるために、生前整理の大切さを説いている。===== 引用おわり
生前整理とは、
===== 引用はじめ
まず「自分史」を作る。さらに多数の写真を取捨選択して、自分の人生はこういうものだったとビジュアル化する。月々の電気代がいくらか、何日に引き落としがあるか、ローン残高はいくらか、そういった細かいことも書き出す。こうした諸々の作業が生前整理だ。===== 引用おわり
「母は楽しく生ききった」と言われたい
===== 引用はじめ
「家族に『お母さんは楽しく生ききった』と言われたい」と中川さん。当初は「なぜ死ぬことを考えるのか」と反発していた家族も次第に理解してくれるようになった。講座の受講者は自身や親の高齢化に向き合う50代以上が中心だが、「生前整理は死ぬためではなく、残りの人生を楽しむためにやること。若い人にも興味を持ってほしい」と話す。
===== 引用おわり
「後悔のない人生は無理でも、後悔の少ない人生は送れる」
<出典>
生前整理 今を生きるため / がん闘病「死を意識」の枚方の女性
産経新聞(2018/05/05
夕刊)「死と向き合ったからこそ」がん闘病の女性、今を生きるための「生前整理」広める
https://www.sankei.com/west/news/180509/wst1805090048-n1.html
添付写真はこのサイトから転載。
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