男はシニアになっても他者からの評価を求めるようだ。でも、夫婦関係が悪いと、それも吹っ飛んでしまう。
(1) 子: 息子や娘が親の「生きがい」
(2) 孫: 孫の世話に、女性は生きがいを感じるが、男性は生きがいを感じない(3) 子と孫: ひとり暮らしの高齢男性の場合、子供や孫がいても必ずしも幸せではない。
(4) 子と孫: シニアにとって子供と孫を分ける境界は「他人からの評価があるかないか」
(5) 孫: 責任感ある“保護者”の立場になると“生きがい”になる
(6) 妻と夫: 夫婦関係が、幸・不幸をわける
【展開】
(1) 子: 息子や娘が親の「生きがい」
===== 引用はじめ
「幸せである人」に目下の悩み事を聞いたところ、体力の低下、認知症、医療費に次いで4位となったのは「息子・娘が結婚しない」だった。裏を返せば、子供が可愛いからこそ心配が募るわけで、息子や娘が親の「生きがい」となっている側面がうかがえる。
===== 引用おわり
(2) 孫: 孫の世話に、女性は生きがいを感じるが、男性は生きがいを感じない
===== 引用はじめ
60~70代女性は「孫の面倒をみている時」に生きがいを感じる割合が非常に高いが、同世代の男性は「孫の世話」より「趣味に熱中している時」や「友人との食事や雑談」に生きがいを見いだす割合のほうが圧倒的に高かった。===== 引用おわり
(3) 子と孫: ひとり暮らしの高齢男性の場合、子供や孫がいても必ずしも幸せではない。
===== 引用はじめ
ひとり暮らしの高齢男性の場合、子供や孫がいても必ずしも幸せではない。むしろ、孫がいない人のほうが幸福度が高いという調査結果があります===== 引用おわり
(4) 子と孫: シニアにとって子供と孫を分ける境界は「他人からの評価があるかないか」
===== 引用はじめ
高齢男性の“生きがい”にとって重要なのは、“他人から評価されること”です。子供の場合はいい学校に入ったり、スポーツや習い事で好成績を収めたら“育て方が良かった”と親が高く評価されますが、接する機会が少ない孫がいくら成功しても祖父が評価されません。だから孫は生きがいになりにくいんです===== 引用おわり
(5) 孫: 責任感ある“保護者”の立場になると“生きがい”になる
===== 引用はじめ
「上の子を塾の講習に毎日送り迎えするのと、下の弟の学校から帰ってきた後の世話は私の仕事です。自転車に乗せて下の子を市営プールに連れて行ったりするのですが、小学3年生以下の子供は保護者の付き添いが必要。なので私も一緒にプールに入ります。毎日へとへとで、家に帰った時なんかはもしかしたら現役の時より疲れているかもしれません。最初は世話を押しつける息子夫婦に苛立ちましたが、忙しい分、おかげで張り合いのある毎日だとは言えるのかな」
孫も一緒にいて楽しいだけの“遊び相手”でなく、責任感ある“保護者”の立場になって“生きがい”になるのかもしれない。
===== 引用おわり
(6) 妻と夫: 夫婦関係が、幸・不幸をわける
===== 引用はじめ
「幸せである人」と「幸せでない人」それぞれに「人生での失敗」を尋ねたところ、両者で最も差が開いたのは「夫婦関係があまりうまくいかなかった」との項目だった。すなわち、シニアの幸と不幸を分ける最大の要因は夫婦生活だったのだ===== 引用おわり
<出典>
シニア世代にとって孫が生きがいになりにくい理由とは?http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%82%b7%e3%83%8b%e3%82%a2%e4%b8%96%e4%bb%a3%e3%81%ab%e3%81%a8%e3%81%a3%e3%81%a6%e5%ad%ab%e3%81%8c%e7%94%9f%e3%81%8d%e3%81%8c%e3%81%84%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8a%e3%81%ab%e3%81%8f%e3%81%84%e7%90%86%e7%94%b1%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/ar-AAyeNBi?ocid=ientp#page=2
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