2018年7月30日月曜日

(K0456) 身元保証人の署名がないと受け入れない <高齢期の住まい>

 
(1)  「身元保証人の署名がないと受け入れない」

===== 引用はじめ
 厚生労働省が昨年12月、みずほ情報総研に委託して行った調査で、高齢者が介護施設に入所する際に身元保証人がいない場合は受け入れを拒否する施設が、なんと約3割に上ることが分かった。
===== 引用おわり
 

(2)  施設が保証人に求める役割と不安

===== 引用はじめ
 施設が保証人に求める役割としては「緊急時の連絡先」「遺体や遺品の引き取り」「入院時の手続き」「手数料の支払いや滞納時の保証」が多数。
 単身者や身寄りのない人が保証人を用意できないケースは増えているが、施設側は費用の支払いや死亡時の引き取りなどへの不安が根強いようだ。
===== 引用おわり
 

(3)  解決方法はないのか。

===== 引用はじめ
 「抜本的に介護保険法を改定することです。時代のニーズに合ったものにすべきです。しかし、法改定までは時間がかかるので成年後見制度の周知を徹底することです。成年後見制度とは認知症などによって、判断能力が低下してしまった人の財産や権利を法律面や生活面でサポートする制度。しかし、どういう手続きをすればいいのか以前に、多数の人が制度自体を知らないのが現状で、早く知らせるべきです」(上原喜光氏)
 前出の調査では、成年後見制度の申請など「条件付きで受け入れる」が33.7%だった。全く身寄りのない人でもこの制度を使えば安心のように思えるが、成年後見人は葬儀など死後の対応ができないため、厚労省は権限の拡大などを検討中だという。
===== 引用おわり
 


<出典>
介護施設の3割が入所拒否 身元保証人なき高齢者はどう救済
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/229654/3
 
介護施設3割が入所拒否 身元保証人いない高齢者
https://this.kiji.is/371054159329805409?c=39546741839462401
写真は、このサイトから


0 件のコメント:

コメントを投稿