2018年7月18日水曜日

(K0444) 「母さん、ごめん。」著者に聞く介護の実態 <介護>

 
===== 引用はじめ
 母親の認知症の進行と、その介護の実態について記した「母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記」が、主に介護経験者から共感を得て話題となっている。著者は科学ジャーナリストの松浦晋也さん(56)。
===== 引用おわり
 

 当たり前のことばかりだが、実際に経験した人が自分の言葉で語ることが大切だと思う。
 

(1)  介護問題は、社会問題だ
(2)  想像したくないことも起こる
(3)  最初に地域支援センターに行く
(4)  介護保険制度を利用する
(5)  プロの方法論に頼る
(6)  ヘルパーと意思疎通する
 


【展開】
 
(1)  介護問題は、社会問題だ

===== 引用はじめ
 少子高齢化による介護問題は、家庭内問題ではなく社会問題、経済問題であり、将来的には人類共通の問題かもしれない
===== 引用おわり
 

(2)  想像したくないことも起こる

===== 引用はじめ
 未来に起こりうる不愉快なことは想像したくないかもしれないが、これから介護をする可能性のある人に、ぜひ手にとってほしい
===== 引用おわり
 

(3)  最初に地域支援センターに行く

===== 引用はじめ
 認知症に詳しい病院や医師を自身で探し、見つけても、順番待ちで診療まで半年も待つことになった。これは「間違いだった」と振り返る。「現在の認知症の治療は対症療法でしかなく、落ちていく能力を止めるもの」。あわてて病院を探さなくても、最初に地域支援センターなどに行って相談すれば、「良い医者の情報もそこにある」。
===== 引用おわり
 

(4)  介護保険制度を利用する

===== 引用はじめ
 「母の世話は家庭内でやることと思っていた」とも明かす。「公的介護に頼るのは恥だという認識がどこかにあった」と吐露する。介護保険制度は12年にスタートしたが、「公的介護があることにすら気付いていなかったということかもしれない」という。
===== 引用おわり
 

(5)  プロの方法論に頼る

===== 引用はじめ
 認知症の介護をする業界では、ノウハウが蓄積、共有されている。認知症は病気であり、プロの方法論に頼ることが大切
===== 引用おわり
 

(6)  ヘルパーと意思疎通する

===== 引用はじめ
 介護を担当したヘルパーの女性らとのコミュニケーションも重要だったという。「まずは話をしなくちゃならない。いかにコミュニケーションを取るかという意識が必要。自分の場合は、介護を知らなかったので、取材を進める感覚でコミュニケーションを取れた面もある」と振り返る。
===== 引用おわり
 


<出典>
「プロの方法論に頼って」 「母さん、ごめん。」著者に聞く介護の実態
産経新聞(2018/07/05)
 
「プロの方法論に頼って」 「母さん、ごめん。」著者に聞く介護の実態
https://www.sankei.com/life/news/180705/lif1807050005-n1.html
添付写真は、このサイトから。


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