2018年7月22日日曜日

(K0448)  体を動かす認知トレーニング <脳の健康>

 
認知機能を落とさないためには、手段は多くあった方がいい。

  『脳トレ』のようなゲームをはじめ、音読や計算を使った認知トレーニングもあるが苦手な人もいる

  一方で体を動かすことが好きな人もいる
 


===== 引用はじめ
 東北大加齢医学研究所(仙台市)所長の川島隆太教授(59)らは、1日30分のサーキットトレーニングが高齢者の認知機能に及ぼす影響を検証しており、運動が記憶力や言語能力などを改善する効果があることが分かってきた。
 認知症予防への応用が期待されている。(宮田奈津子)
===== 引用おわり
 

【研究概要】

(1)  研究対象
(2)  研究内容
(3)  研究結果(添付図参照)
(4)  川島教授の分析
 


【展開】

(1)  研究対象

 研究対象は脳疾患などの既往歴を持たず、定期的運動をしていない60歳以上の男女64人。4週間にわたり週3回のカーブストレーニングを行うグループ(介入群)と行わないグループ(無介入群)に分けた。
 

(2)  研究内容

 介入前後に、思考や行動を制御する「実行機能」、限られた時間で多くの作業を行う「処理速度」、「エピソード記憶」「言語能力」など、6種の認知機能をみる検査を行い、変化をポイント化した。
 

(3)  研究結果(添付図参照)

   「実行機能」の中で、条件に当てはまる単語を羅列する言語流暢(りゅうちょう)性検査では無介入群は0・70ポイントだったのに対し、介入群は1・48ポイント向上
   「エピソード記憶」のうち、聞いた物語を再生する物語記憶は、介入群は4・67ポイント、無介入群は2・55ポイント改善した
   符号の記入作業を行う処理速度では、介入群は7・86ポイントも成績が良くなった

 
(4)  川島教授の分析

 「有酸素運動によって脳由来神経栄養因子(BDNF)という物質が分泌され、脳の新生効果が高まるという先行研究がある。
 有酸素運動が認知症予防につながると指摘されてきたが、筋トレやサーキットトレーニングでの効果は不明だった。体を動かすことで、認知機能をある程度は向上させ、維持することができると分かった。
 
 

<出典>
高齢者のサーキットトレーニング 記憶など認知機能の改善効果
【100歳時代プロジェクト】 産経新聞(2018/07/17)
写真は、ここから

高齢者のサーキットトレーニング 記憶など認知機能の改善効果
https://www.sankei.com/life/news/180717/lif1807170006-n1.html
図は、ここから



 

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