(1) 脆弱性骨折への対策が急務である
(2) 適切な予防や治療が行われていない国に日本も含まれる
以上は、前回書きました。
(3) 2次骨折予防
2次骨折予防に大切なのは、①骨粗鬆症の治療と②転倒予防の取り組みだ。
① 骨粗鬆症の治療
骨粗鬆症の治療は、薬と栄養、運動で骨を強くし、たとえ転んでも折れない骨を目指す。
a) 薬
薬は飲み続けることで骨密度や骨強度が増加していくので、自己判断で中断しないこと。
b) 栄養
栄養は、骨の主成分であるカルシウムの摂取はもちろん、骨作りを助けるビタミンDとビタミンKもしっかり摂取したい。ビタミンDは太陽の紫外線の働きでも作られる。
c) 運動
② 転倒予防の取り組み。
転倒予防では、生活環境の整備が大事だ。
A) 高齢者は畳のへりや戸口の踏み段など室内の段差につっかかって転倒することが多い。
B) 段差が見えやすいように蛍光テープを貼ったり、
C) スリッパをやめてかかとのある部屋履きにしたり
などの工夫が必要だ。
<出典>
高齢者の骨折 “連鎖”止める対策が急務に産経新聞(2019/01/11)
高齢者の骨折 “連鎖”止める対策が急務に
https://www.sankei.com/life/news/190111/lif1901110013-n1.html
添付図は、我が家のイラストではなく、新聞からの転載です。それにしても、…
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