2019年1月22日火曜日

(K0629)  介護にテクノロジー活用 (1) 睡眠 <介護>

 
 介護にテクノロジーを導入せざるを得ないようです。

===== 引用はじめ
 厚生労働省によると、就業者に占める医療・福祉職は平成30年には8人に1人だが、約20年後には5人に1人になる計算。ある厚労省幹部は「医療・福祉分野にばかり、そんなに人を投入できるはずがない」ともらす。苦肉の策が外国人材の受け入れと、介護ロボットなど機器の活用だ。
===== 引用おわり
 

 先ずは、睡眠計測センサー「眠りSCAN(スキャン)」(パラマウントベッド)

===== 引用はじめ
 「眠りSCAN」は、ベッドのマットレスの下に敷き込む機器で、呼吸や体の動きから「睡眠」か「覚醒」か、リアルタイムで端末に映し出す。利用者が目を閉じて横になっていても、眠っていなければ一目で分かる。
===== 引用おわり
 

 ようは、これをどう使い、どう効果をあげるか。まず、効果から。

===== 引用はじめ
 夜間に熟睡できるようになると、食事が進み、生活全般のリズムが改善。
===== 引用おわり
 

 そのためにしたことは、

===== 引用はじめ
 導入後は、夜中に目が覚めるなど眠りが不安定な人のケアを見直した。就寝時間を遅らせたり、飲料をカフェインレスにしたり、日中の活動量を増やしたり…。
===== 引用おわり
 

 もう一つ、効果があった。

===== 引用はじめ
 眠りが安定する様子は端末で確認できた。谷口さん(*)は「介護は、職員が必死にやっても成果が見えづらい。でも、自分たちのがんばりが見えるようになった。モチベーションになる」と言う。
===== 引用おわり
(*) 東京都大田区の特別養護老人ホーム「フロース東糀谷(こうじや)」。介護職の谷口尚洋さん(28)
 

 機器を導入しただけでは、意味がありません。うまく使いこなすと、様々なメリットが出るようです。
 


<出典>
ロボットやITで対応加速 / 介護の人手不足 変わるか現場
【ゆうゆうLife】  産経新聞(2019/01/18)
 
睡眠センサー、排尿タイミング察知…AI・ロボで変わりゆく介護
https://www.sankei.com/life/news/190118/lif1901180020-n1.html

0 件のコメント:

コメントを投稿