在宅医療を受けた患者数は1日当たり18万人と最多になった(添付図参照)。
何故、「18万人」なのか。二つのケースが考えられる。
(1) 「在宅医療を希望する人」が18万人いて、「そのすべてを受けれる医療体制」が整備されている
(2) 「在宅医療を希望する人」が18万人より多くいるが、「そのすべてを受け容れる医療体制」が整っておらず、18万人しか在宅医療を受けられていない。
どちらがネックになるか検証する前に、入院患者数との対比を調べる。
===== 引用はじめ
通院が困難な患者らの自宅などを医師が訪れる「在宅医療」を受けた推計患者数が2017年に1日当たり約18万100人になったことが1日、厚生労働省の患者調査で分かった。14年の前回調査より2万3700人増え、統計を取り始めた1996年以降で最多となった。
一方、入院患者数の推計は前回比6200人減の約131万2600人となり、現行の調査方法となった84年以降では最少を更新した。厚労省は、住み慣れた地域で医療や介護を受けて暮らせるようにする政策を進めており、「入院から在宅医療などへの移行が増えている」とみている。
===== 引用おわり
① 「在宅医療」患者数 180,100 人
② 「入院」患者数 1,312,600 人
「在宅医療」比率=①/(①+②)=12%
<出典>
在宅医療患者 最多18万人 / 29年調査 高齢化で需要増加産経新聞(2019/03/02 夕刊)
在宅医療患者、最多18万人=17年調査、入院は最少-厚労省
https://news.headlines.auone.jp/stories/domestic/social/12175844?genreid=4&subgenreid=12&articleid=12175844&cpid=10130009
大元のデータ
平成29年(2017)患者調査の概要(厚生労働省) 「1.推計患者数」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/17/dl/01.pdf
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